/ 2018/09/10
山下達郎の唯一のライブアルバム。1989年ごろのライブの模様が収められたアルバムなんだけど、ほぼ現在の山下達郎のライブと同じ。というか根っこが変わっていない。だから2018年に山下達郎のライブに行って「最高だったな、あの時の感動を思い出したいな」と思ったら、このアルバムを聴いたら2018年のライブの思い出がよみがえってくるし、1989年のライブもこういう光景だったんだろうな、と妄想が及ぶ。これは山下達郎のライブが変わらない輝きを放ち続けているからだけではなく、彼の音響に対するこだわりが今でも十二分に鑑賞に堪えうる、発売から40年近く経とうともまったく色あせることのないライブアルバムたらしめたのだと思う。
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