/ 2014/11/16
第一期、中村一義のラストアルバム。この後、彼は100sというバンドを組むことになる。第一期ラストアルバムだけあり、集大成といえる内容。状況が裂いた部屋から始まり、社会とかかわり、そのないまぜになった自らのすべてを糧として生まれた、素晴らしいアルバム。ヒットシングル3曲に加え、アルバム曲も素晴らしい。そして独特の言語センスも薄れることがないのが、彼の素晴らしいところ。自分とリスナーの最大公約数と言えるアルバムとなっている。
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