/ 2014/11/24
野狐禅の2ndアルバムにして最高傑作。東京に対しての夢と、あまりにもかけ離れた自分とが悲しく、そのもどかしさに、大人が聞いてしまったら一発でやられてしまう。こんなにキラキラした音楽は、そんじょそこらのアーティストでは奏でられない。これは、現代社会に疲れ切った大人が聞くアルバム。激しいフォークギターとピアノだけ、そしてハスキーな竹原ピストルの嗚咽にも似た叫び。こんなんきかされたらもう涙が止まらないお…。
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