/ 2014/11/27
ピアノとフォークギターという限られた組み合わせの限界だろうか。全曲同じに聞こえてしまうのは何故だろう。しかし歴代のフォークシンガー達は、ギター一本で様々な音色を奏でてきた。音としての野狐禅は、前作で完結してしまったのかもしれない。シングル曲『ならば、友よ』以外は特に聞き所もなく、おすすめしづらい。そして、音数に限界を感じたのか、彼らは次のアルバムを最後に解散してしまうわけだが、その話はまた後日。
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