/ 2014/12/18
おかずのごはん発売後、解散寸前まで仲たがいしたという彼ら。その危機を乗り越えて発売された本作は、もともと卓越していた演奏力がさらに向上した、化学変化のようなアルバムだった。前作のようなキャッチーなキラーチューンは存在しないものの、全体を通して世界観が統一されており、アルバムが一つの作品として成立している。特に『おしゃかしゃま』の演奏力、歌唱力は日本人離れしているとしか言いようがない。
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