/ 2015/03/04
笑いあり、涙あり、波乱万丈なセカンドアルバム。でんぱの名のもとに、いかに初見の人を引き付けるか、電波曲的なフックをふんだんに詰め込んだアルバムになっている。メンバーの自虐や決意、紆余曲折を経ての『でんでんぱっしょん』は涙なしでは聴けない。最後の『でんでんぱっしょん』を最高の気分で聞くためにある、そのためのアルバム。故に最高。
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