/ 2016/04/17
これまた隙のない最高の作品を作っていただいてありがとうございますという感じです。にこにこプンプン丸でおとなしくなった曲が一転、今作はアップテンポ。だから聞いていて単純に楽しい。電波曲はもちろん、なぜか壮大なスケールの曲や、悲哀を感じる曲もあり、バラエティ豊かで楽しいです。進行方向別通行区分という名曲製造機が、そつなくまた名曲を大量に産み出したな、という感じ。「池袋崩壊」のようなキラーチューンはないものの、全体的にクオリティの高い一枚。
関連記事
The Nothing KOЯN
ここ最近は3年単位で新譜を出しているKOЯNの13枚目のアルバム。バグパイプで始まる「The End Begins」をはじめ、そこかしこに初期のサウンドを感じさせる。同曲のラストに挿入されたジョナサン …続きを見る
マジックディスク ASIAN KUNG-FU GENERATION
間違いなくアジカンの最高傑作かつ集大成。これ以上ない極上のアルバム。震災がなければ、この作品を最後に彼らは解散していたと …続きを見る
THUNDERSTEEL Riot
某著名な、もちろん筆者も尊敬しているギター講師の方のブログで、メタルばっかり聴いているとギターが上達しないという記事があった。
読み進めると、メタルは常に全力の演奏になりがちで様々な音楽にとって非常 …続きを見る
THE KEBABS THE KEBABS
19位のSATETSUに続き、佐々木亮介がボーカルを務めるバンド、THE KEBABSのファーストアルバムである。
そうなるとただ単に佐々木亮介のファンだからという視点が入りがちであるが、そもそもア …続きを見る
続 B面画報 Plastic Tree
いわゆるカップリング曲、レコード時代はB面曲と言われていた曲が良いアーティストが好きだ。Oasis「The Masterplan」やチャットモンチー「表情」など、そうしたアーティストのカップリング曲を …続きを見る
君繋ファイブエム ASIAN KUNG-FU GENERATION
AKGのメジャーデビュー1stアルバム。文学ロックの走りと言われたこのアルバムは、少年時代の懐かしさや、夏の終わりの悲しみといった、日本人の心に染み入る情緒が綴 …続きを見る