/ 2016/11/03
当時19歳だった宅録少女ラブリーサマーちゃんと作曲家芳川よしののユニットのアルバム。芳川よしのの作る心地よいサウンドにラブリーサマーちゃんの心地よいウィスパーボイスが乗っかり、心地よいの相乗効果。のちのラブリーサマーちゃんはバンドスタイルの音楽に移行していくので、DTM主体のこのアルバムはかなり貴重というか、ラブリーサマーちゃんのバンドスタイルではない側面の歌い方が出ているので、その違いを聴くのも楽しい。あと、今作はかなりBPMが遅め。ゆったりとしたスローミュージックがラブリーサマーちゃんの声質と相まって、とにかく心地いい。もうひたすら心地いいアルバムだなあ。入眠音楽に近い。
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