全国12箇所を回る、a flood of circleの15周年ベストセットツアーもいよいよファイナル。千葉、水戸というツアー序盤と、先日のセミファイナルの長野を経てのファイナルの会場はZepp DiverCity。このツアー内でも俺たちのベストはいつも今なんだよということを証明してきただけに、間違いなくファイナルにして伝説の夜になるはずだ。
検温と消毒を経てDiverCityの場内に入ると、客席には椅子が敷き詰められており、ステージには背面に「FIFTHTEEN」というロゴが飾られているという実にシンプルなものであり、それは今回のツアー中と変わらない。
ちなみに自分が参加した今回のツアーの各地でのライブレポは以下になるので、そちらも参考にしていただきたい。
10/28 千葉LOOK
http://rocknrollisnotdead.jp/blog-entry-950.html?sp
11/6 水戸LIGHT HOUSE
http://rocknrollisnotdead.jp/blog-entry-955.html?sp
12/19 長野LIVE HOUSE J
http://rocknrollisnotdead.jp/blog-entry-980.html?sp
開演時間の19時を少し過ぎたところで場内が暗転すると、おなじみのSEが流れてメンバーが登場するのだが、佐々木亮介(ボーカル&ギター)が赤い革ジャンという出で立ちは長野の時と変わらないというか、メンバー全員の出で立ちは長野同様のそれである。亮介が掲げた缶の飲料がなんなのかまではわからないが、Zepp DiverCityはまだ場内でアルコールが販売されていないので、ソフトドリンクなんじゃないかと思われる。
待ち構える観客が腕を上げたり、拍手をしたりして待ち構えるのを一閃するかのようにメンバーがタイミングを合わせるように音を鳴らすと、
「東京、行こうぜー!」
と亮介が気合いを入れるように口にし、青木テツのブルージーなギターのイントロによる「ブラックバード」から始まるというのはこのツアーでおなじみのオープニングであるが、そのテツは1人激しく体を動かしながら演奏したりというあたりに早くも久しぶりに回ってきたツアーのファイナルならではの気合いと衝動を全身から発しているのがわかる。
アウトロからすぐさま亮介の歌い出しで曲に繋がる「ミッドナイト・クローラー」のイントロでは「ブラックバード」とは対照的に亮介、テツ、HISAYO(ベース)の3人がステージ前まで出てきて音を鳴らすというようにメンバーの動きは一気にアグレッシブになっていく。それは観客も同じであり、2席につき1席空いているというスペースの広さ(夏の新木場での「GIFT ROCKS LIVE」が席の間隔がなくて動くと隣の人にぶつかっていただけにより広く感じる)もあって、バンドのサウンドに合わせて激しく体を動かしている人がたくさんいる。
そう、今回のツアーはここまではキャパが小さい会場がメインだっただけに、久しぶり(特にワンマンというと4月の新木場以来くらい)の広い会場でのライブであるだけに、サッパリした髪よりも少し伸びた渡邊一丘(ドラム)の姿もよく見えるのだが、亮介がここで
「おはようございます、a flood of circleです」
と挨拶してからの「Dancing Zombiez」のイントロでは「ドラムセットぶっ壊れるんじゃないか」と思ってしまうくらいの強さでぶっ叩いている。フラッドはそもそもが爆音のロックンロールをライブハウスで鳴らすバンドであるが、こんなにもそれをその音で感じさせてくれるというのは渡邊なりのツアーファイナルの気合いの現れと言っていいだろう。観客の手拍子が響く中でHISAYOの踊るように演奏する姿も妖艶そのものである。アウトロでは亮介がテツを紹介して、テツが前に出てきてギターソロを弾くと、亮介も
「紹介します、ギター俺!」
と言って自ら前に出てきてギターを弾く。この選手兼任監督の「代打、俺」的な紹介はもはやフラッドの名物と言えるようなものであり、思わずクスッとしてしまう。
亮介がHISAYOを指さすと、ベースのイントロから始まったのは「ロックンロールバンド」であり、
「歌ってくれロックンロールバンド 今日が最後かもしれない」
というフレーズはツアーファイナルという一応の最後のライブという状況であるがゆえにより一層強い意味を持って響く。とはいえ慣れたファンはまたすぐに次のライブをやるのがフラッドというバンドであるということもわかっているのだが。
とはいえ序盤はまだ亮介の喉の調子が直近で見た長野の時に比べるともう一つかな?とも思っていたのだが、それはきっとここに至るまでの会場のキャパの違いによるサウンドの作り方の変化によるものでもあるのだろう。それでも我々は「泥水のメロディー」での亮介の
「生きている」
の叫びを聞くといつも「生きている」という実感を得ることができるのだから。そういう意味ではこの曲をずっと演奏し続けてきてくれたということは我々にその実感を与え続けてきた15年間だったとも言えるだろう。
ツアー内、特に序盤の千葉、水戸と直前の長野とはかなりセトリは変化していたのだが、この日は結論から言うと本編は長野と同じものであり、渡邊によるダンスビートのイントロが観客の衝動を煽る「Human License」の間奏で再びテツが前に出てきて、テツ自身の衝動を炸裂させるかのようにギターを弾きまくると、亮介も逆サイドに歩み出してステージに膝をついてギターを弾く。距離こそ少し遠くなっても、そうしたそれぞれの演奏している姿がしっかり見えるというのはZeppでライブをやれているからこそである。
セトリもまた各地を回ってきて、ベストの中のベストというものがセミファイナルの長野で固まり、それがこのファイナルにも繋がっていると言っていいだろう。現に長野で見た時はこれ以上ないんじゃないかというくらいに完璧な流れだっただけに。
亮介がギターを置いて、アンプの上に置かれていたタンバリンを手にすると、そのタンバリンを叩きながらハンドマイクで「Sweet Home Battle Field」を歌い始めるのであるが、2コーラス目で早くも思いっきりタンバリンを投げると、それがテツの目の前に転がっていき、テツが驚いたような表情を見せる。そうしたやり取りや、亮介がステージの上手から下手まで広く動き回りながら歌うというのも愛すべき戦場が広いステージの会場になったからこそである。
「よく来たね。こんなご時世って言いがちな世の中だけど、きっと何千年も昔からそう言ってきたんだろうし、何千年先でもそう言ってるんだと思う。そういう状況でもこうやってライブをやってるのってロックンロールとみんなへの愛しかないんじゃないかって。そう考えると15年間ずっと愛を歌ってきたバンドなのかもしれない。愛がなんなのかはよくわかってないけど(笑)」
と亮介が図らずもフラッドというバンドの本質を口にしてから、
「みんなへ愛を捧げます」
と言って演奏されたのはフラッドの美しいメロディの極地とも言える「月面のプール」。気づけばライブのタイトルロゴが吊るされていた暗幕が開き、そこに淡い色の照明が当たることによって、その光や色がこの曲の愛をより際立たせている。
「愛が誰かを裏切るなら 嘘や欲望しか見えなくなる
本当のことを知りたいだけなのさ その手を離してごらんよ」
というフレーズは亮介がすでに愛という存在の意味をわかっていることを示しているのだが、その愛をブルース、ロックンロール、そして目の前にいる我々に向けて放つかのような「I LOVE YOU」で亮介は
「夜明けが近づく Zepp DiverCity」
と歌詞をこの日の会場に変えるのはおなじみであるが、この曲が世に放たれたあたりから、我々はフラッドが愛を歌ってきたバンドであるということをわかっていた。それはフラッドから間違いなく我々はたくさんの巨大な愛をもらってきたことによってこれまで生きてきたのであるし、そうしてフラッドが我々に愛を与えてくれることによって、今周りにいる人への愛を微かでも確実に持っているということを実感してきたからである。そして何よりもバンドから貰った愛を何倍にもしてバンドに返したいと思ってこうしてライブに来ているから。
このファルセットを多用する「I LOVE YOU」で亮介の喉は一気に開いたような感じになる、つまりは本領をさらに発揮したようになるのだが、
「もう過ぎ去ったものは「過去ちゃん」だから(笑)だから俺はあんまりツアーの思い出とかも覚えてないし、そもそも今回のツアーは打ち上げも全然やってないし」
と話し始めると、思い出がないと言いながらも、
「今日の前が長野、その前の日が金沢で。金沢の時にライブ終わった後にホテルに泊まったら、朝5時半くらいに「火災が発生しました」っていう警報が鳴って。ツアーあるあるで誰かがシャワー出しっぱなしで寝たのかな?って思ったんだけど、火事でもなかったってことがわかって。でもそこから2時間くらい「非常口はあちらです」っていうアナウンスが爆音でずっと流れてて(笑)
カニエ・ウエストのアルバムを聴きながらその音をサンプリングみたいに聴くっていう逃れ方をしたんだけど(笑)
そういう思い出しかないから、良い思い出がない。思い出がないってわけじゃないんだけど、「15年やってきて1番覚えてることは?」ってインタビューとかで聞かれてもあんまり覚えてなくて。それはいつだって今日を最高の思い出にしたいから」
とこのツアー中に起きた事件をそのままこの日が特別な日であるということにつなげてみせる。
「こんなのってバカみたいかい?」
という亮介のMCの締めから突入するのはもちろんそのフレーズがサビに出てくる「理由なき反抗 (The Rebel Age)」であるが、サビに入る前にはテツが
「1回目:右手中指を立てる」
「2回目:右手親指を下げる」
「3回目:前に出てきて両手中指を突き立てる」
というテツなりの「ざけんじゃねぇ」感を出し、さらにそのギターの音にも衝動が満ちていく。
「笑いながらも涙はこぼれるんだよ どうしても」
というのは我々がフラッドのライブを見ているときの心境そのものを歌っているかのようだ。
「さぁ、行こうぜ東京!」
と亮介がさらに気合いを入れ直すようにして渡邊のドラムを先頭に壮大なイントロが鳴らされたのはフラッドがここからまた旗を振って我々のことを新しい場所へ導いてくれるような「New Tribe」。こうして15周年ツアーのファイナルという状況で聴くとこの曲がリリースされた時、MVを初めて見た時の「これはきっと変わるぞ」と思った感覚を思い出させてくれる。結果的にバンドの状況自体はほとんど変わらなかったけれど、バンド自身はこの曲を経てまた変わったし、それを聴いてきた、見てきた我々も少なからず意識は前に向けるように、新しい場所へ向かえるように変わってきたはずだ。
一転してパンク的なサウンドでバンドのグルーヴがさらに加速する「Lucky Lucky」ではテツがボーカル部分で
「今日はお前たちとZepp DiverCityでツアーファイナル!」
と歌詞を変えて歌う。1本のマイクで歌い合う場面もあった亮介とのツインボーカルと言ってもいいようなコーラス部分での歌唱も含めて、わかりやすくライブにおける衝動を1番見せてくれるのがこのテツである。正式に加入して3年くらい経つが、テツ以外のギタリストが入れ替わりまくっていてなかなか落ち着かなかった頃が遠い昔のようであるし、本当に今でも「フラッドに入ってくれてありがとう」と思う。それくらいに今のこの4人でのライブが過去最強だからである。
真っ赤な照明がHISAYOによる重いベースのイントロとともにこのバンドの情熱という部分を表現しているような「Blood Red Shoes」でも亮介とテツはステージ前に出てきてギターを弾き、亮介はサビに入る前には
「行くぞ東京!」
と叫ぶ。テツが切り込み隊長のようになって、その衝動や気合いが3人のそれをさらに引き上げているかのような。そんな4人それぞれの姿が本当に頼もしく見える。
長野と本編のセトリが同じということは、長野で演奏された時に近くにいた女性が泣いていた「Boy」がこの日も演奏されたということでもある。イントロが鳴った瞬間にこの曲であるとわかった観客たちがガッツポーズを取るように両腕を高く掲げる。それはそうしようとしたわけではなくて、身体が反応してそうなったというものだろう。それくらいに全身がこの曲が演奏されたことを喜んでいる。大ヒット曲でもないし、誰もが知るバンドでもないけれど、この曲の
「Oh Yeah Keep On Rolling Oh Yeah Keep On Rolling」
という歌詞を聴いて転がるように生きていくことを選んだ人もたしかにいる。この曲をライブで聴くたびにフラッドという存在とその音楽に救われた人がいるということがわかる。
そして亮介が、
「東京、まだまだ行くぞ!」
とさらに気合いを入れた「Beast Mode」ではやはりテツが
「人間やめちゃうわ」
のフレーズのコーラスを
「人間やめちまえー!」
と思いっきり叫ぶ。この振り切れっぷりとギターの演奏は、ギターという楽器、ギタリストという生き方が本当にカッコいいものであると思わせてくれるし、現代の「ギターの鬼」と言える存在はこの男なんじゃないかとすら思う。
この「Beast Mode」は昨年の大名盤「2020」に収録されている曲であるが、「2020」は素晴らしい名盤であるにもかかわらず(2020年の個人的年間ベストディスク1位)、その曲たちを演奏するライブの機会がコロナ禍ゆえにほとんどなかった。それだけに、またいつかこのアルバムを引っ提げた全国ツアーも開催してもらいたいと思う。2020年じゃなくても、間違いなく普遍的に響く楽曲が揃ったアルバムだと思っているから。
そして亮介は
「俺たちはいつでもやってる!いつでも行ってる!」
とこれまでと変わらずに止まらずに転がり続けることを口にすると、その言葉の裏で刻まれていたビートは「シーガル」のものになり、観客が亮介の「Yeah」に合わせて一斉に飛び跳ねる。それはスタンディングでも席指定でも全く変わらない、フラッドのライブのこの曲での光景。それが見れるのが本当に嬉しいし、我々はずっとこの曲を聴いて明日へ向かっていく力をもらってきた。フラッドが逃避ではなく、闘争のロックンロールバンドだからこそ。近い未来にまたこの曲のサビをみんなで歌えることを信じているし、その光景をこれから先もずっと見ていたい。
そんなライブの最後を飾るのはリズムとHISAYOの手を叩く姿に合わせて観客の手拍子が起こる「ベストライド」。
「俺たちのベストはいつも今なんだよ」
をその身と音でもって証明してきたフラッドだからこそ、この曲が15周年という記念のツアーのライブの最後に演奏されるのにこれほどふさわしいものはない。
長野ではコロナ禍になる前は観客が合唱していたパートを亮介はあえてマイクから離れて観客に預けていたが、この日はその部分をキーを下げて歌っていた。それもまた、観客の合唱を下で支えるかのようで、
「心で歌ってくれ」
的なことを言わないバンドだけれど、そこにはバンドが見たい景色を確かに感じさせた。間奏での亮介とHISAYOが向かい合って演奏する際の笑顔を我々がずっと見ていたいと思うように。この一瞬に賭けるバンドであるフラッドは今日こそではなく、今日も記録を塗り替えていた。
アンコールでも変わらぬ出で立ちで4人がステージに戻ってくると亮介は、
「早くZepp DiverCityで酒が飲めるようになるといいね。飲む人生と飲まない人生があると思うけど」
と話し始めると、このライブの前日がニューアルバム「伝説の夜を君と」の発売日であること、そのアルバムが素晴らしいものだと自信を持っていることを語ると、客席から大きな拍手が起こる。きっとここにいた人はすでにアルバムを聴いている。その素晴らしさにすでに触れている。だからこそ亮介の言葉を大きな拍手で返したのだ。
そうしてアルバムのことを話したからこそ、この日のアンコールで演奏されたのはアルバムのリード曲である「北極星のメロディー」でないといけなかったのだ。長野では急遽という形でメンバーも笑いながら演奏されていただけに、この日はあらかじめセトリに組み込まれていたというのがわかるのだが、この曲のイントロを聴いた瞬間の「フラッドが好きで良かった」と思う気持ちと体と心が震えるくらいに「カッコいいな」と思うような感覚。それはこうやって毎回新曲を聴くたびに感じてきたことであり、それをこれからもずっと感じ続けていたいのだ。それが「俺たちのベストはいつも今なんだよ」を証明するものだから。
すると亮介がマイクスタンドを客席に近い位置まで持って出てくる間に3人はステージから捌けていく。それはこのツアー中で他には見れなかったものであるのだが、それはアルバムのタイトル曲でありオープニング曲でもある、亮介の弾き語りで歌われるブルース的な「伝説の夜を君と」をライブで初披露したからである。
それはこの15周年ツアーの終わりと、新たな始まりを告げるためのものだった、というのは亮介が
「伝えたいことがあるんだ」
と言うと、自身の背後に幕が出現し、そこには7月に「伝説の夜を君と」のリリースツアーファイナルとして、初のホールワンマンとなるLINE CUBE SHIBUYAでのライブの告知と、その会場の最前列の席に4人が座るアー写が映っていた。
間違いなくリリースライブはやるだろうとはいえ、もしかしたら日本武道館なのでは?というファンからの予想もあったけれど、確かにホールでもワンマンをやったことがなかったというのは頭になかったことで、まずはそこでというのも広いライブハウスだと椅子を置かざるを得ない現状を考えても納得だと言える。(そのツアーファイナルに加え、ツアー日程もライブ後に発表された)
しかし意外だったのは亮介が
「撮っていいよ」
と言うと、その幕とその前にいる亮介を撮る撮影大会が始まったこと。フラッドのステージにスマホのカメラをみんなが向けているという構図など全く想像したこともなかったが、そのツアーと新しいアルバムに絶大な自信を持っているからこそ広めて欲しいということだろう。
その撮影大会が終わると、
「おまけ〜」
と言い、幕が落ちた瞬間にドラムセットの上にすでに乗っていたテツが渡邊と顔を見合わせながら「GO」の演奏を始める。
その瞬間のカッコ良さ、テツが間奏でギターを高く掲げる姿はこれまでに数え切れないくらいにフラッドのライブを見てきて、数え切れないくらいに「なんてカッコいいバンドなんだろう」と思ってきた最新版であった。何度見てきても、まだまだこんなに今までに見たことがないくらいにカッコいい瞬間を見ることができる。これだからフラッドのライブに行きまくるのはやめられない。それは次のツアーも、そのさらに先もずっとそうなんだろう。演奏が終わった瞬間にドラムがぶっ壊れるんじゃないかという強さで叩いていた渡邊は素手でシンバルを叩いてステージを去っていった。いつも穏やかで優しい渡邊が見せた衝動的な一面が、この日のライブが伝説の夜の始まりであったことを示していた。15年のうちの13年くらいをずっと見てこれて本当に幸せだと思っていた。
ここまでに何回か「広いステージ」「広い会場」と書いてきた。小さいライブハウスで見るフラッドのライブも最高であるということは今回のツアーの千葉、水戸、長野を見て改めて感じたことだ。
でもこのファイナルを見て、フラッドは広いステージもよく似合うバンドであるし、もっと広いステージで見たいと思うバンドであるとも思った。ステージが広ければ会場も広い。会場が広ければたくさんの人が会場にいることができる。フラッドが好きな人がこんなにもたくさんいるということを感じることができる。フラッドのカッコよさをわかっている人がこんなにたくさんいる。それをもっともっと実感したいのだ。LINE CUBEはもちろん、それよりもさらに広い会場でそう思うことができるって、まだまだ夢を見ている。目を開けて見る夢をフラッドが見せてくれたんだから、もっとすごい景色をみせてくれないと。
1.ブラックバード
2.ミッドナイト・クローラー
3.Dancing Zombiez
4.ロックンロールバンド
5.泥水のメロディー
6.Human Lisence
7.Sweet Home Battle Field
8.月面のプール
9.I LOVE YOU
10.理由なき反抗 (The Rebel Age)
11.New Tribe
12.Lucky Lucky
13.Blood Red Shoes
14.Boy
15.Beast Mode
16.シーガル
17.ベストライド
encore
18.北極星のメロディー
19.伝説の夜を君と
20.GO
文 ソノダマン