ナタリーが主催するライブシリーズ「Touch」の2回目の出演アーティストに選ばれたのは、BIGMAMA。
「ライブナタリーが会いたいアーティストを招いてアーティストの「今」に触れます」
というコンセプトのライブであり、パーソナリティとしてSCHOOL OF LOCK!やフテネコ君の作者としてロックファンにもお馴染みの芦沢ムネトも出演者に名を連ねており、生配信されることも含めてこのライブが普通のライブとは少し違うものになることを予感させる。
検温と消毒を経てO-EASTの中に入ると、客席には椅子が敷き詰められているが、普段のスタンディングエリアの段が下がっている部分のみと客席の席自体がかなり少ない。カメラが客席内にも多数入っているのもその影響だろうか。
緊急事態宣言の延長によって開演時間が早まった平日の18時になると場内が暗転。するとO-EASTではフェスやイベントなどに使われる、メインステージではないサブステージの方に照明が当たり、そこに登場したのはパーソナリティの芦沢ムネト。
自身でラジオの放送ブース的な卓の上に置かれた「ON AIR」のスイッチを入れると、まさにラジオ番組のオープニングのようにこのライブの概要を説明し始める。
BIGMAMAとゆかりのある「キーパーソン」にあらかじめリクエストを募り、その曲をバンドに演奏してもらうという内容のライブであり、こうして話している芦沢ムネトもこういう形のライブが初めてであるためにどうなるかわからないというが、
「リクエストの被りがあるかもしれないということで、全員が「Swan Song」を選んだら安井君(ベース)の腕が千切れちゃいますよ(笑)」
とさすがの軽妙なトークで笑わせながら、
「最初はこの曲です!」
と言ってメンバーを呼び込む。
そんないつもとは違う形でメンバーが登場すると、椅子席ではありながらも立ち上がってライブに備えていた観客たちを飛び上がらせ、腕を上げさせたのは「Neverland」。
演奏自体はやはり最初なのでどこか固い感じもあったが、英語歌詞でヴァイオリンが入ったパンクバンドというBIGMAMAの雛形というかルーツを思い出させてくれる。
それは2008年の、バンドにとって金字塔的な「1枚のアルバムで1つのストーリーを作る」という金井政人(ボーカル&ギター)の作家性とバンドのスタンスが確立された「Dowsing For The Future」の1曲目である「Paper-Craft」もそうであり、バンドはすでにコロナ禍であってもライブを行ってきているが、自分はBIGMAMAのライブを観るのが実に久しぶりということもあって、久しぶりのBIGMAMAのライブで久しぶりに当時何周も何周も聴きまくっていた曲を聴いているということに実に感慨深くなる。
その「Paper-Craft」を起点に日本語歌詞の奥深さと面白さをパンクバンドとして改めて教えてくれたBIGMAMAが、この3月11日に演奏することでより強い意味を感じてしまうのは「神様も言う通りに」。
「たった3秒あれば僕たちは未来を変えていける
36度5分の塊を信じて愛して
3分あれば僕たちは自分を変えていける」
という、人間と音楽への可能性と希望を信じたくなるサビのフレーズの名曲感。
本来ならば観客とのコール&レスポンスという形で歌う曲後半では声が出せない状況であるだけに、金井は自身の胸を叩くようにして
「心で」
と言うと、柿沼広也(ギター&ボーカル)と指揮棒のようにヴァイオリンの弓を振り回す東出真緒(ヴァイオリン&コーラス)がコーラスを務め、金井のボーカルに呼応するように場内に広がっていく。
ここで転換を兼ねて芦沢ムネトによる、リクエスト者とそのコメント紹介へ。「Neverland」を選んだのはかつてスペシャの番組でも「キッズだった頃にBIGMAMAのライブに行っていた」ということを表明していた、ある意味ではBIGMAMAをきっかけにして始まったバンドとも言える、THE ORAL CIGARETTES。その頃にライブで聴いていた曲だろうけれど、曲タイトルと同名のライブハウスがある奈良出身バンドらしさを感じるチョイスだ。
「Paper-Craft」を選んだのはチャットモンチー(済み)の福岡晃子であり、チャットモンチーがデビューする前から、当時は神戸のライブハウスのスタッフだった東出と交流があり、そのライブハウスに泊めてもらったりしていたというエピソードが語られる。
さらに同じ曲を選んだことで早くも被りが発生したのはSHE’Sのボーカルの井上竜馬であるが、かつてTSUTAYAでCDをレンタルして聴いていた学生時代にYellowcardのアルバムをレンタルしようとしたところ、「Yellowcardが好きならこれを聴け!」というポップ(当時マジでTSUTAYAはそうした展開をしていた)とともに置かれていたのが「Dowsing For The Future」だったらしいが、そのTSUTAYAは今は無くなってココカラファインになったという情報まで付け足してくれる。
「神様も言う通りに」を選んだのは意外にもWiennersであるが、実はWiennersのドラムのKOZOはメンバーの高校時代の同級生であり、当時のBIGMAMAが学祭でMONGOL800のコピバンをやっていた(当時の高校生はみんなモンパチをやっていた)ことや、安井と柿沼が人生で初めてスタジオに入ったのがKOZOだったというエピソードも語られる。
激しいパンクサウンドと美しいメロディという点ではかつても今もBIGMAMAとWiennersは通じるところがあるし、そんなバンドが絶えず新しい要素を取り入れて進化してきた形としての「神様も言う通りに」を選んだのも納得であると言える。
すると次に演奏される曲を選んだ人とコメントも紹介してから芦沢ムネトからバンドにバトンが渡されて演奏されたのは、東出と安井がバンドに加わってから最初にリリースされた、2007年のバンド初シングル「BOYS DON’T FLY」収録の「Do you remember?」という、この日この会場に来た人、あるいは配信で見ていた人の中にこの曲を聴けると思っていた人は1人もいないんじゃないかというくらいの超レア曲。
2017年にリリースしたベストアルバムにも収録されたとはいえ、この曲を選んだ橋本絵莉子(チャットモンチー(済み))はさすがというか、チャットモンチーをやっている時から自身がカップリング曲を推していたりしたひねくれ具合が発揮されているとともに、先にコメントが紹介された福岡晃子もそうであるが、チャットモンチーの3人が東出がBIGMAMAに加入する前からの仲であるということが伺える選曲である。橋本絵莉子も東出も、お互いにチャットモンチーが、BIGMAMAが始まった瞬間を知っているのだ。
パンクでありながらもどこかジャズなどのコード感を取り入れたサウンドは今になってから聴くと後のBIGMAMAのサウンドの広がりを予見していたとも言える。
さらにBIGMAMAの高校時代の先輩であるという関係性は良く知られているが、だからこそ
「BIGMAMAにとっては俺たちが黒と言えば白いものも黒になるという神のようなバンド」
「合宿所の風呂で大酒飲んだりした」
というエピソードが語られたTOTALFATが選んだのもやはり2007年にリリースされた、当時を良く知る関係性だからこその1stアルバム「short films」の始まりを告げた「look at me」。
今でこそご時世や季節柄、その前からも音楽性の変化や長く続けてきたバンドだからこその客層の年齢層の上昇などによって、Tシャツにディッキーズパンツというキッズ的な出で立ちをした観客はほとんどいなくなったけれど、この頃の曲をライブで聴くと、今でもステージが見えなくなるくらいにダイバーが多発しまくっていた頃のBIGMAMAのライブを思い出す。
今の状況では絶対に見ることができない光景であるが、もしコロナ禍から明けて、モッシュやダイブが自由にできるようなライブハウスが戻ってきたら、この曲などでまたあの光景を見ることができるようになるのだろうか。ダイブが起きるのが必ずしも良いライブというわけではないけれど、BIGMAMAがそうした楽しみ方をしたくなるようなパンクバンドだったというのは紛れもない事実である。
ここまではアーティストとして凌ぎを削ってきた仲間だったり後輩だったりによる選曲だったが、ここで「Lovers in a suitcase」を選んだのは、かつてBIGMAMAと「DOPELAND」で楽曲と小説という形でコラボした、ロックバンドを愛する作家として有名な住野よる。
東出がヴァイオリンではなくてキーボードを弾き、金井がハンドマイクで歌うバラードのラブソングを選んだのはやはり作家として金井の描く歌詞の物語や言葉の使い方に影響を受けたり唸らされてきたからだろう。いわゆるファン投票的なセトリとはまた違う、選んだ人のパーソナリティが選曲に出るのが実に面白いし、結果的にはセットリストの幅の広さに繋がっている。
続けて演奏されたのは、勇壮なコーラスを観客が歌うことができない代わりにやはり柿沼をはじめとしたメンバーが歌う、重厚なグランジサウンドの「ファビュラ・フィビュラ」で、これを選んだのはMAN WITH A MISSION。確かに選んだ人を聞くと納得するくらいに、マンウィズのロックサウンドに近い曲だと思うけれど、ジャン・ケン・ジョニーと金井はなかなか公の場では言えない関係性であるという。
東出のヴァイオリンの音と歌詞がこの日に聴くことによってどうしてもいなくなってしまった存在のことを思い起こさざるを得ない、悲哀のストーリーと感情をパンクサウンドに乗せるというのが当時衝撃的ですらあったのは「かくれんぼ」であり、この曲を選んだのは10年前に幕張メッセで開催されたJAPAN JAMに BIGMAMAが出演した時にこの曲を金井と一緒に歌ったこともある、同い年の斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN / XIIX)。
柿沼のハイトーンボイスの安定感も際立つが、斎藤からは金井が最近お取り寄せグルメにハマっており、それを斎藤の分まで頼んでくれるという仲の良さを伺わせるエピソードも開陳されるので、曲の持つ悲哀のムードが少し変わるというか、ほんわかとした気持ちにさせられる。
バケツを被ったサポートドラマーのビスたんが立ち上がってドラムを叩き、サビの歌唱から曲に入っていくのはここにいる我々を特別な存在と思ってくれているのが伝わるとともに、そう思わせてくれるバンドのことを我々が特別な存在だと思う双方向の関係性が
「We are the specials
僕らは”SPECIALS”」
という曲のフレーズに集約されていく「SPECIALS」。
観客はAメロ部分でほぼ唯一と言っていいこの状況下での能動的なアクションと言える手拍子をするのだが、この曲を選んだのはかつて「Synchronicity」でコラボし、合同ツアーも行った間柄であるHY。時期的にもそのツアーでBIGMAMAの必殺曲的に演奏されていたであろうだけに、実によくわかる選曲である。
するとここで再び芦沢ムネトによるこの後の選曲者とエピソードを紹介するというインターバルを経て演奏されたのは、芦沢ムネトに
「ライブでやるのはめちゃくちゃ久しぶりなんじゃないか」
とすら言われていた「auctioMania」。
金井がハンドマイクで歌い、東出はキーボードを弾くという体制なのだが、間奏では柿沼が東出の方に近づいて覗き込むようにしてギターを弾くと、東出に
「見過ぎだから!」
的なリアクションで追い返されるという微笑ましいやり取りが。そうした面も含めてメンバー全員がバンドで演奏しているのが実に楽しそうだ。なかなかそうは思えない時期もあっただけに、そうした姿を見れるのは実に嬉しいことだ。しかも曲の締めでは金井がドラムセットの裏に回り込んでスティックを手にすると、ビスたんの頭のバケツをドラムのように叩くというパフォーマンス。これはドラムがビスたんじゃなければ絶対に成立しないことであり、完全に見た目はイロモノでしかないし、リアドのようなパワードラマーというスタイルではないけれど、ビスたんの存在がバンドにとってのムードメイカー的なものになっているのかもしれない。
この曲を選んだのはVIVA LA ROCKの主催者でもある音楽評論家の鹿野淳であるが、他の選曲者の倍以上、A4用紙2枚分という文章量でバンドへの想いを語りまくっていた。
スペシャの番組の新人バンド紹介のコーナーで出会ってから、かつて金井と一緒に東京マラソンを走ったこと、その時に金井が足を痛めてしまったこと、その当時に金井が聴かせてくれたのがこの曲であり、勝負曲ができると金井はいつも直接会って曲を聴かせてくれて、聴いている時の鹿野淳の目をジーっと見つめていること。そのバンドへの愛は
「バンドを見守るお父さん」
とも評されていたのだが、鹿野淳は毎年VIVA LA ROCKにBIGMAMAを読んでは、その時期が誕生日である金井にケーキをプレゼントしたりして祝っていた(金井がケーキに顔を突っ込んだ時もあった)。またその光景を見たいだけに、今年は何とかまたさいたまスーパーアリーナでVIVA LA ROCKを開催してもらいたいし、そこに今年もBIGMAMAを呼んでもらいたい。
すでにチャットモンチーからは福岡晃子も橋本絵莉子も選曲していたが、2011年に脱退してからは作家として活動している元ドラマーの高橋久美子も選曲者として名を連ね、やはり東出とのお互いにバンドを始めた頃、東出が神戸のライブハウスで働いていた頃のエピソードを語ると、選曲したのは福岡や橋本とは全く異なる曲である「A KITE」。
2人は出会った頃の曲を選んでいたが、高橋はこの曲のタイトルのダブルミーニングの深さについてもコメントしていただけに、やはり歌詞や言葉で選んだのだろう。その辺りは住野よるの選曲とも通じるところがあるが、選曲者の中では作家であるその2人が結果的にはバラード、ラブソングと言える曲を選んだというのがBIGMAMAのラブソングの曲としては普遍性を持ちながら歌詞や言葉は金井独特の妄想的なストーリーを持っているということを感じさせる。そういえば金井も作家として書籍を刊行しているだけに、もし金井がそちらに力を入れていたら2人のような存在になっていたのかもしれない。
最後の選曲者は金井に見出されてデビューしたバンドとも言えるSPiCYSOL。かつてBAYCAMPで見たBIGMAMAのライブに感銘を受けて、自分たちもタオルを観客に掲げてもらうようなライブをしようと思ったけど、全くバンドのタイプが違っていてできなかったというエピソードを語って選んだのは「Sweet Dreams」。
金井がキーボードを弾きながら歌うという形であり、SPiCYSOLのメンバーが好きだという曲後半の東出と柿沼がそれぞれボーカルとして曲を繋いでいき、最後には大合唱コーラスへ…という曲であっても今はそのコーラスをすることはできない。この曲もそうだし、この日は演奏されなかったが、「No.9」や「until the blouse is buttoned up」もそうであるが、メンバーはそうしたことを口にはしなかったけれど、BIGMAMAのライブにおいて観客の声というのがどれだけ大切な要素の一つであったのかということが今の状況になるとよくわかる。
パンクからより広い音楽性を獲得した時によく形容されていたのが「祝祭感」という言葉であり、それを生み出していたのが観客の声であり、つまりはそこに集まった人間の力だった。それが今でも忘れられないような美しい光景を作っていたのだ。この状況が明けて、またみんなでその曲たちを歌えるようになった時に自分はどんなことを思うんだろうか。そんなことを考えていた。
ここでキーパーソンによる選曲が終わったということで、ラジオのパーソナリティと演奏者という形でここまでは会話をしていなかったバンドがようやく会話できることに。
とはいえさすがに選曲者全員に触れるとめちゃくちゃ時間がかかるということでそこについては控えめに、それでも
「本当に皆さまからの愛を感じております」
と感謝を告げると、金井が着ているTシャツに描かれた落書きのような柄に触れる。どうやらそのTシャツには5月にリリースされるシングルに関係しているということで、
柿沼「あれやっちゃう?」
と言うと会場を暗転させる。すると落書きのような柄は蓄光仕様になっており、新曲のタイトルが浮かび上がるという仕掛けに。
金井「心がキレイな人にしか見えない」
という言葉の通りに、新曲のタイトルも「The Naked King 〜美しき我が人生を〜」というものであり、BIGMAMAの王道とも言えるようなロック×ヴァイオリン×ストーリー性のある歌詞。それは否が応でも新作シングルとこれからのバンドへの期待を高まらせる。
てっきり最後に新曲を1曲やって終わりかと思いきや、金井がアコギに持ち替えてさらにもう1曲演奏されたのは昨年12月にリリースされた冬のep「Snow Motion ep」に収録されていた「PRAYLIST」。
音楽を聴く上で当たり前の存在になったプレイリストという言葉をスペルを変えることによって「願い事」にするというその言語感覚は本当に恐ろしいくらいに素晴らしいし、
「さあ はじめることからはじめよう」
という曲のフレーズはこんな状況の中であってもバンドの新しい始まりを感じさせるし、やはりこの曲も「wow」というコーラスは間違いなく観客と一緒に歌うことを想定されている。その曲を2020年にリリースしたということは、BIGMAMAにはこの曲をコロナが明けた時に鳴らしたいという明確な意志があるということだ。選んでもらった懐かしい曲を演奏するだけではない、バンドの最新の姿をちゃんと見せてから終わる。その選択にこそこれからもこのバンドのことを見続けていたくなる理由がある。
バンドが演奏を終えてステージを去ると、芦沢ムネトがバンドの告知やこのライブがアーカイブで見れることを告知してから、やはり自らの手で「ON AIR」のスイッチを切って、観客に一礼してからステージを後にした。
なかなか普段は聴けない曲が聴けて、その曲にまつわる関係性の深いアーティストなどのエピソードを聞くことができる。そうすると楽曲への理解や愛情がより深まっていく。これからもいろんなバンドで開催して欲しいライブシリーズだ。
BIGMAMAのライブを見るのが久しぶりだったというのは、やはりリアドが抜けたりしたことによって気持ちが離れ気味になっていたところもある。何だかんだでいろんなことがあったバンドだったから。
でもこの日のライブを見ていて、メンバーがたくさんの仲間や先輩や後輩からの愛情をもらって本当に嬉しそうに、楽しそうに演奏している姿を見ていたり、久しぶりにライブで聴く曲を演奏する姿を見ていたら、何で全然チケットが取れなくなったりした状況でも何とか当ててまでこのバンドのライブに行っていたのかということを思い出した。
パンクな曲からは体と心が震えるようなカッコ良さを、ポップな曲からは極上の楽しさや祝祭感を感じることができたからだ。そしてそれが今でも失われることは全くない。
「いつでもいつまでも
忘れることのない旅にしよう」
そんな「PRAYLIST」のフレーズは紆余曲折ありながらも今楽しそうにライブをしているバンドのことそのものを歌っているようだ。まだまだ旅は続く。
1.Neverland (THE ORAL CIGARETTES)
2.Paper-Craft (福岡晃子、井上竜馬(SHE’S))
3.神様も言う通りに (Wienners)
4.Do you remember? (橋本絵莉子)
5.look at me (TOTALFAT)
6.Lovers in a suitcase (住野よる)
7.ファビュラ・フィビュラ (MAN WITH A MISSION)
8.かくれんぼ (斎藤宏介)
9.SPECIALS (HY)
10.auctioMania (鹿野淳)
11.A KITE (高橋久美子)
12.Sweet Dreams (SPiCYSOL)
13.The Naked King 〜The Naked King〜 (新曲)
14.PRAYLIST
文 ソノダマン