/ 2026/02/05
リリース前からすでにライブでアルバム収録曲が演奏されていたが、その曲タイトルは「ときめき肉まんパーティー」「あつあつ肉まんパーティー」という、そこに全く意味やメッセージがないもの。ある意味ではその歌詞やメッセージをそれぞれa flood of circleとUNISON SQUARE GARDENで追求してきた佐々木亮介と田淵智也が曲を作っているバンドだからこそ、もはやザ・クロマニヨンズ的な境地に達しているのがその名も「THE KEBABS 新譜」。これから先にさらなる新作がリリースされてもこのアルバムはずっと新譜と呼ばれ続けていくのである。しかしそうした意味やメッセージが全くないからこそ、日本随一のメロディメーカーとも言える亮介と田淵の楽曲のメロディの力を余計な考えを巡らせることなく堪能することができる。それぞれ多彩な、しかも決め球になる変化球をたくさん持っている両者が敢えて投げるど真ん中のストレート。そのキレ味はわかっていても打てないというくらいに毎回唸らされてしまう。
関連記事
WILD BUNNY BLUES / 野うさぎのブルース a flood of circle
去年のこのランキングの1位もa flood of circleの「花降る空に不滅の歌を」。この数年はリリースされるたびに1位に選出しているが、それはこのバンドが短いスパンでアルバムをリリースし続けてき …続きを見る
2+0+2+1+3+1+1= 10 years 10 songs RADWIMPS
RADWIMPSが毎年3月11日に発表している楽曲を集めたアルバム。3月11日というのはもちろん、東日本大震災。
東日本大震災からちょうど10年が経った。僕は、2011年と2012年の夏に石巻と女川 …続きを見る
潜潜話 ずっと真夜中でいいのに。
6月にミニアルバム「今は今で誓いは笑みで」をリリースし、8月にワンマンライブを観た際に10月にこの1stフルアルバム「潜潜話」のリリースが発表された時は年間ベストの大本命的なものになるとすら思っていた …続きを見る