/ 2014/09/23
00年代を代表するバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのインディーズ時代のアルバム。もちろん、のちのアジカンと比べると荒いし青い。でも狭いスタジオでないと生まれない音がある。
高いスタジオで録って、ノイズを極力抑えたミックスをして、時には音そのものも変えて……では生まれない音がある。
いちばんアジカンらしいアルバムであり、いちばんピュアなアルバム。
すでにこの頃からゴッチの曲作りの才と類まれなる声質は発露し、あとはもう誰かに見つけてもらうのを待つだけの状態になっていた。
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