/ 2014/09/24
AKGのメジャーデビュー1stアルバム。文学ロックの走りと言われたこのアルバムは、少年時代の懐かしさや、夏の終わりの悲しみといった、日本人の心に染み入る情緒が綴られており、ギターの泣きメロと相まって、デビューアルバムとは思えない素晴らしい完成度を誇っている。ジャパニーズロックアンセムである究極のポップソング『君という花』が収録されているものの、このアルバムを喜怒哀楽で表すとすれば、哀の要素がとても強いように思う。夏の終わりに聞きたくなる良盤。
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