/ 2014/09/26
アジカンのCDジャケットのイラストレーターを務めているイラストレーター、中村祐介氏に「もうアジカンのジャケットは描けない」と言わしめた到達点のアルバムであり心理的ターニングポイント。
これまでのアジカンは地球、これ以降のアジカンは宇宙。「世界!」という叫びは地球への別れ。大気圏を突破するように勢いを増していくロケット。
『ファンクラブ』は『ソルファ』が売れすぎたことに対するカウンターだったけれど、『ワールド ワールド ワールド』は世間の評価に対するカウンター。そして巷のロックンロール論への決別。
ある意味投げやりにも感じるメッセージだけど、ロックだのロックじゃないだの言っている輩にはこのくらいの力で殴ってやれ。
関連記事
Harvest 04 Limited Sazabys
もうリリースから4年も経った前作アルバム「SOIL」を聴いたときに腹が決まったというか、意思が統一されたアルバムだなと思った。それまではあらゆる音楽からの影響をフォーリミとして鳴らしていたのが、フォー …続きを見る
SINGER’S HIGH シンガーズハイ
メンバーの見た目の派手さや「Kid」などの挑発的とも取れるような歌詞の内容からしても、どこか誠実ではなさそうにも見えてしまうシンガーズハイはしかし、自分が初めてライブを観た時に内山ショートが
「僕は …続きを見る
保護中: Peach Peach Peach初インタビュー! NANANINE川関浩司×ALOHA西尾大介 20年来の友人が語る、いま歌う理由 Peach Peach Peach
Peach Peach Peach、メディア初インタビューである。Hiroshi Kawseki(NANANINE)と
Daisuke Nishio(ALOHA)の2人組ユニットで、コロナ禍真っ只中 …続きを見る
Bee side Sea side ~B-side Collection Album~ UNISON SQUARE GARDEN
近年、アーティストが周年イヤーを迎えるとほぼ確実にベスト的なアルバムがリリースされる。今年結成15周年のUNISON SQUARE GARDENも例に漏れず記念アイテムがリリースされたが、かつての企画 …続きを見る
STRAY SHEEP 米津玄師
“Lemon”、“パプリカ”といった国民的ヒット曲を生み出し、満を持して発売された米津玄師の最新アルバム。このアルバムには米津玄師にとって2つのエポックメイキングがあって、ひとつはボーカル。いままでの …続きを見る