/ 2019/03/14
いわゆるカップリング曲、レコード時代はB面曲と言われていた曲が良いアーティストが好きだ。Oasis「The Masterplan」やチャットモンチー「表情」など、そうしたアーティストのカップリング曲をまとめたアルバムはオリジナルアルバムとはまた違った魅力がある。
これがキャリア2枚目のカップリング集となるPlastic Treeも間違いなくそんなバンドだ。「バンビ」や「Dolly」のような、なんでこれシングル曲じゃないの!?という名曲もあり、このバンドの実験性や遊び心、柔軟性を感じさせるインストやエレクトロな曲もある。それらが集まったこのアルバムは、変わり続けながら変わらなかったこのバンドの本質そのもの。
これまでにリリースしたシングルは41枚の軌跡。このご時世にここまでシングルを出せるバンドはそうはいない。
関連記事
ソルファ (2016) ASIAN KUNG-FU GENERATION
過去の楽曲を再構築して録り直したアルバムだと、クラムボンの『Re-clammbon』シリーズがあるけど、このアルバムは過去の楽曲を再構築したわけでも、新しい解釈をして録り直したわけでもない。『ソルファ …続きを見る
Come on!!! the telephones
活動休止から復活しての前作「NEW!」も新たなthe telephonesの始まりを告げるような素晴らしかった作品だったが、今回の復活してからの2作目となる「Come On!!!」もやはり素晴らしい作 …続きを見る
melt pop Conton Candy
その曲で地上波の音楽番組なんかにも出演したりしていただけに、もしかしたら「「ファジーネーブル」のバンド」、それとともに「ポップで可愛い感じの曲のバンド」というイメージをこのConton Candyに持 …続きを見る
夜にしがみついて、朝で溶かして クリープハイプ
こんなにも歌詞カードを見ながら聴きたいと思うアルバムは今年他にない。何と発音しているのかはハッキリとわかるのだが、そこにどんな漢字が当てられているのか、それによってどんな意味を持った文章になっているの …続きを見る
Chedder Flavor WANIMA
パンクシーンだけに留まらない支持を得ながらキャリアを重ねてきたパンクバンドは支持だけでなくサウンドもパンクに留まらないものを得ようとする。というかそうして進化しようとする。それは経験や技術を重ねたこと …続きを見る