もはやリリース前からツアーやって、リリースツアーやって、それが終わった後もツアーやって、しかも合間に呼ばれたフェスやイベントは全部出て、というくらいにライブ三昧な活動を行なっている、キュウソネコカミ。
先月からスタートしたこの2マンツアーは「試練のTAIMAN」というタイトル通りにライブ猛者中の猛者を相手に迎えての2マン。すでに04 Limited Sazabysという同世代や打首獄門同好会という同じエッセンスを持つバンド、さらにはBRAHMANというラスボス的なバンドとTAIMANを果たしているが、この日のTAIMAN相手はORANGE RANGE。ギリ昭和世代のキュウソのメンバーからしたら中学生あたりの頃に大ヒット曲を連発していたモンスターバンドである。
・ORANGE RANGE
明らかにキュウソのメンバーが選んだとしか思えない曲たちがBGMで流れる中、19時を過ぎるとステージ背面のスクリーンには
「楽しくても思いやりとマナーを忘れるな」
というキュウソのライブにおける格言が映し出されると、ファミコンの画面のようなドット絵のメンバーたちと各地のTAIMAN相手が次々に映し出され、
「TAIMAN相手を選んでください」
という文字とともにカーソルを合わせて選ばれたのがORANGE RANGE。なかなかに凝ったオープニング映像であるが、ドット絵になっても各バンド、各メンバーの誰なのかがすぐにわかるくらいに完成度が高い。
そんな映像の後に沖縄音楽的なSEが響いてメンバーたちが登場。いつ見ても夏(主に短パンしか履いてるのを見たことがないHIROKI)感しか感じさせないし、一切老けたように見えない(YOHは結構太ったように見えるけれど)メンバーたちがステージに揃うと、
「いいね快晴じゃん」
と歌い始める「上海ハニー」でスタートし、間奏ではRYOの手ほどきでいきなりのカチャーシーで踊りまくるのだが、キュウソのツアーとは思えないくらいのアウェー感のなさ。バンドのメンバー同士は実はそこまで年齢は離れていないけれど、おそらくキュウソのファンはこの曲をリアルタイムで聴いていない人がほとんどなはず。RYOが問いかけたところ、ORANGE RANGEのライブを見るのが初めてという人もたくさんいた。でもみんな曲を知っている。改めてORANGE RANGEというバンドとバンドが生み出してきた音楽が世代や時代を超えた普遍性を持っていることを思い知らされる。
沖縄の風を運ぶ「Ryukyu Wind」とバンドの最新形を見せながら「以心電信」では大合唱を起こしたりというこのバランス感覚も素晴らしいが、スピッツの草野マサムネもORANGE RANGEが大ブレイクしていた時に、
「自分たちが求められるものをちゃんとわかってるのが凄い。僕らはわからないから。もっとベテランになってもそういうORANGE RANGEってカッコいいな、って思えるおじさんになっていたいですね」
と語っていたが、もはやORANGE RANGE自身がベテランという立ち位置になってきているが、そのカッコよさは今も増し続けているのがライブを見るとすぐにわかる。
NAOTOがシンセを演奏するドリーミーなポップソング「楽園Paradise」のアウトロで
「そろそろお腹が空きませんか?こんな夜は何が食べたいでしょうか!?」
と問いかけるとそのアウトロが徐々に「SUSHI食べたい」のイントロに変化していくというライブならではのアレンジを見せてくれる。何度聴いても完全に変な曲だが、さすがそこはキュウソのファンたち、その変な曲っぷりすらも楽しんでいるというか、どこか慣れている感じすらある。そういう意味でもこの両バンドはどこか似ている。
「このツアー、試練のTAIMANっていうタイトルで。TAIMANって聞くとケンカっぽいイメージが思い浮かぶんですけど、僕の好きな「QP」っていうヤンキー漫画を思い出しまして。(作者:高橋ヒロシ)
その漫画は主人公がめちゃくちゃ強くて。その登場人物に上田秀虎っていうキャラがいるんですけど、その秀虎に主人公が勝つんだけど、秀虎は精神力がめちゃくちゃ強いから、主人公は勝ったんだけど敗北感みたいなものを味わって、強さ以外の大切なものが何かっていうのに気付くんだけど、キュウソもこの対バンツアーでそういうものに気づいたり、もう見つけたりしてるのかなって。全然みんな「QP」知らなそうだからびっくりするくらいに響いてないね(笑)」
と対バンライブの意味を語るRYOの言葉は自分たちが数々の対バンを重ねてきて今があるからこその説得力が確かにあった。本人が言う通りに例えに出した漫画は全く観客に知られていなかったけれど。
そんなヤンキー漫画の話をした後にバラードを演奏するというのもまたORANGE RANGEらしいが、三線の音が同期で流れる「Family」は「花」や「キズナ」などの流れに連なる、去年リリースのバラード曲。タイトルの通りに家族への愛情を歌った曲であるが、デビュー時やブレイク時のORANGE RANGEの家族愛の対象は親や祖父母などの自分たちを育ててくれた人たちだった。もちろんこの曲にはそれも含まれているが、それに加えて自分たちがこれから育てていく人への目線も加わっている。いつまで経っても少年のような見た目のままだが、父親になっているメンバーもいる。そうした人生における経験があったからこそ生まれた曲。
さらには2004年にリリースされ、バンドが初めてオリコン1位を獲得し、モンスターバンドとなる足がかりになった「ミチシルベ 〜a road home〜」というフェスなどではなかなか聴くことができない曲も演奏される。PV(この時代はMVなんて誰も呼んでなかった)ではスポーツで壁に当たったりする若者の姿が描かれていたが、かつてこの曲を聴いて力をもらって今大人として社会を生きている人たちもたくさんいるはずだ。
そうして聴かせるタイプの曲を続けると、
「キュウソと会ったのはもうどのくらい前だか忘れちゃったけど本当に良い奴ら。地味に見えるオカザワが1番社交性があったり、セイヤがああ見えてめちゃくちゃ真面目だったりっていうギャップもあるけど(笑)」
と実は長い付き合いだからこそわかるキュウソのメンバーのパーソナルな部分をHIROKIが話すと、
「こっからは祭りだー!」
とアッパーに振り切れる「祭男爵」へ。リリースされてから15年も経つ、200万枚以上を売り上げた、日本の音楽史の中に記録として残るアルバム「musiQ」収録の、タイトル通りのお祭りナンバー。でも当時の曲をそのままなぞっているわけじゃなくて、経験を重ねた分バンドの鳴らす音がより一層強くなっているのがわかる。そのバンドの演奏力と表現力の強さあってこそのこのアウェー感一切なしの盛り上がりである。
そして梅雨を通り越して夏へ向かう大ヒット曲「イケナイ太陽」ではコーラス部分を合唱させるのだが、
「もっと出るでしょ!ちょっと言い慣れてるやつで練習してみようか!」
と言ったHIROKIがまさかの
「ヤンキー怖い〜」
とキュウソの「DQNなりたい、40代で死にたい」のコール&レスポンスをするとはるかに大きなレスポンスが返ってきて、メンバーも驚きながらも
「オカザワは地味〜」
「はいからさんはマネージャーなのにキャラ立ちすぎ〜」
とキュウソいじりコール&レスポンスを続けてから曲に戻るとホーム感をさらに更新する大合唱を巻き起こし、ラストはNAOTOとYOHもMC3人と並んで前に出てきて、YAMATOが煽りまくり叫びまくりの、デビュー曲にして今でもこのバンドの原点がミクスチャーロックであることを示す「キリキリマイ」。そのあまりにも骨太なロックバンドとしての演奏を終えた後には照明が明滅しながら、残響が鳴っていた。
大ブレイク時、クラスどころか学校内でORANGE RANGEを知らない人なんかいないくらいの存在だった。だからこそ好きな人もいる一方で批判的というか、このバンドのことをナメてかかっていた人もたくさんいた。自分はこのバンドをデビュー時から聴いてきたから、大ブレイク時からライブを見る機会があったのだが、ORANGE RANGEは今の方が当時よりはるかにカッコいい。
そもそもがテレビの中の存在であっても、やはり彼らはそこに馴染めるようなタイプではなかった。何故なら元からこのバンドの居場所はテレビの中ではなくてライブのステージだったからだ。当時ほど誰もが一挙手一投足に注目しているような存在ではなくなったが、それを積み重ねてきた15年以上。かつてはこうしてライブハウスで観れるなんて全く想像もしていなかった。それくらいのモンスターバンドだったから。でもライブハウスで見るORANGE RANGEはやっぱりあの頃テレビで見ていたのよりもはるかにカッコ良かった。
1.上海ハニー
2.Ryukyu Wind
3.以心電信
4.楽園Paradise
5.SUSHI食べたい
6.Family
7.ミチシルベ 〜a road home〜
8.祭男爵
9.イケナイ太陽
10.キリキリマイ
・キュウソネコカミ
そしていよいよキュウソネコカミの出番に。某映画のSEでメンバーが登場すると、最初はやや落ち着いているように見えるセイヤが
「西宮から来ました、キュウソネコカミです」
と挨拶するとともに重いサウンドが鳴らされて「ウィーアーインディーズバンド!!」からスタートし、この日は歌詞の通りにペディグリーの袋が登場した「KMTR645」と続く。
「電波に乗せて思いを届けたい!」
とORANGE RANGE「以心電信」を意識したセリフをセイヤが叫んでから演奏されたのは「ファントムバイブレーション」。
「スマホはもはや俺の臓器ー!」
という飛び道具的だったフレーズは完全に定着しているが、もしORANGE RANGEがキュウソと同年代のバンドだったら「電波」をテーマにした曲はこの曲のようになるんじゃないかとすら思える。この日も歌詞の「2ちゃん」を「5ちゃん」にアップデートするセイヤは実に律儀だ。
タクロウのゴリゴリのベースが引っ張るダンサブルなアレンジがなされた「ゲーマーズハイ」は意外な選曲であるが、先日のLOVE MUSIC FESでも「ファッションミュージック」を新たなアレンジで演奏していたので、これからもこうした最近ライブでやっていなかった過去曲を新しいアレンジで聴ける機会が増えるかもしれない。
「ORANGE RANGE、テレビで見てたぞー!」
とセイヤが叫んでから始まったのは
「子供の頃テレビで見ていたミュージシャンは神の存在で」
という歌詞で始まる「ビビった」。キュウソのメンバーにとってはORANGE RANGEも間違いなくそんな存在であるが、今そのバンドを招いて対バンができるようになったのは「運とタイミング」だけではない力をこのバンドが持っているから。
キュウソの熱い面をすべてさらけ出すような「わかってんだよ」を終えると、
「「ビビった」にも「リスペクトとパクりは同じかな?」っていう歌詞がありますけど、我々はすぐに好きなバンドの曲をパク…いや、リスペクトしたくなるバンドなんでね、ORANGE RANGEが好きすぎて「キリキリマイ」をパク…いや、リスペクトした曲を作ったんですよ。最初は「キリキリマイ」だったんだけど、それを分解して分解してキュウソの曲にしているっていう。
次にやる曲はその最初は「キリキリマイ」だった曲なんだけど、どこが「キリキリマイ」やねん!って思ってもらっていいです。すぐにわかったら俺たち訴えられてしまうから(笑)自分でそういう部分を見つけて楽しんでください」
とセイヤが言って演奏されたのは「KENKO不KENKO」。確かに「どこがキリキリマイ?」と最初は思ったが、オカザワのエフェクティブなギターとソゴウのドラムの連打によるイントロはそう言われた後だからか「キリキリマイ」を彷彿させるが、まるっきり全部「キリキリマイ」だったということはないだろうし、それはパクりではなくキュウソのメンバーの音楽観や趣向を作ってきたものだ。かつてネットでよくキュウソは同世代のバンドが世代が上の音楽好きな人から
「ルーツがないとか言われても」
と「ビビった」で歌っていたが、このバンドの音楽には確かにこれまでの人生の中で聴いてきた音楽が滲み出ている。それをルーツと言わずになんと言うのだろうか。
そこから「馬乗りマウンティング」に至る流れは昨年リリースの最新アルバム「ギリ平成」のツアーと今回のツアーが地続きであることを感じさせるが、そんな流れでいきなりソゴウによるタイトルコールがある「たまにいるタラシくん」という初期曲が演奏されるだけに一瞬たりとも油断できない。この曲、歌詞は完全なクズバンドマンのものだが、サウンドは実にクールなダンスミュージックとロックバンドの融合的なものだし、そこからはこの後にこのツアーでTAIMANを張るthe telephonesの影響も感じさせる。
そして「TOSHI-LOW」さんではセイヤが客席に突入するのだが、最初は観客が転がるセイヤをなかなか支えきれずに落ちてしまう。しかしその時もセイヤは自分よりも周りにいる倒れてしまった観客をいち早く起こすように促し、ヨコタ、オカザワ、タクロウも間奏を伸ばして演奏しながらずっと客席に倒れたりしている人がいないか注視していた。自分たちのスタイルは決して変えないままだけど、誰か1人でもケガしたり傷ついたりしないようにする。「思いやりとマナー」の「思いやり」の部分を誰よりもメンバーが持っている。
「昭和に生まれて平成を生きてきて令和になりました!」
と新しい時代に突入したことによって完全版になって演奏された「ギリ昭和」は間奏にディスコミュージック的なアレンジがなされ、「DQNなりたい、40代で死にたい」では再びセイヤが客席に突入。
「さっき(HIROKIが)やった時はもっと声出てたやんけー!」
と、新木場STUDIO COASTではおなじみの客席ど真ん中のミラーボールの真下まで行って観客に支えられながら立って「ヤンキー怖い〜」コールを煽る。最近フェスではあまり演奏されなくなっている曲であるが、やはりこのコールの後はバンド側も観客側もさらにギアが上がる感じがする。
そして、
ヨコタ「バンドを始めるずっと前、中学生の頃から聴いていたORANGE RANGEと対バンできるなんて夢みたいだ。本当に嬉しい。でももっと嬉しいのは、HIROKIさんがライブ終わった後に
「キュウソのファンの人たち最高だった!」
って言ってくれたこと。みんないつも本当にありがとう!ラスト2曲、魂を込めて演奏します!」
と観客への感謝を告げる。ORANGE RANGEのメンバーたちもキュウソのファンが自分たちの音楽を知っていて、ここまで盛り上がるなんて思っていなかったかもしれない。盛り上がったのはもちろんバンドの力あってこそのものだが、そうなるようなウェルカムな空気を作っていたのはキュウソのファンたちだ。
「楽しくても思いやりとマナーを忘れるな」
これはかつてキュウソのライブでケガしたり、そうなりそうな行為をしている観客がいたりしたから生まれた、隣にいる人たちを気遣うための言葉だったが、その思いやりやマナーは今や隣にいる人たちだけではなく、キュウソにまつわるすべての人に向けられるようになってきている。
その観客の思いがバンドに伝わっているからこそ、「ハッピーポンコツ」は愛すべきキュウソとキュウソのファンとのテーマソングのように暖かく、でもソゴウのドラムからは確かな力強さを感じられるように響き、ラストの「推しのいる生活」の
「今日もテレビからラジオから雑誌からいろんなステージから
元気な姿を見せてくれ それだけで心満たされる」
というフレーズは我々がキュウソに対して思っていることをキュウソ側が言葉にしたようですらある(かつてキュウソのメンバーも同じ思いをリスペクトするバンドに対して抱いていたからこそ書けるものでもある)し、
「生きていて良かった」
というフレーズはこんな日のためにある言葉なのだろう。
アンコールではメンバー5人がツアーTシャツに着替えて登場すると、セイヤが今日の対戦相手としてORANGE RANGEのHIROKIを呼び込むのだが、HIROKIはセイヤの私物のTシャツを着ており、それを脱いだかと思ったらさらにソゴウの新品の私物のTシャツを着ているというキュウソいじりをして演奏された「お願いシェンロン」ではセイヤに続いて筋斗雲に乗り、客席に突入。曲中のフレーズに合わせてかめはめ波を放つが、セイヤも
「さすが世代!」
というくらいにキレイなフォームでかめはめ波を放っていた。
そして無事にかめはめ波を打ったHIROKIが去ると、
「ORANGE RANGEはみんな本当に面白い。YAMATOさんの飲んでる水にHIROKIさんと一緒に焼酎混ぜたりして(笑)みんなで飲んでても本当に少年みたい。
でも俺たちも対バンに呼ばれる側として出ることも多いけど、そういう時って観客の温度感とか雰囲気って出てみるまでわからない。そのバンドのファンの人たちがどんな感じなのか。
だからさっきHIROKIさんが「キュウソのファンは最高だった!」って言ってくれたのが本当に嬉しかった。これからも一緒に強くなっていこうな」
とセイヤが改めて自分たちのファン=この日客席にいた人たちを褒めてもらえたことの喜びを語り、最後に演奏されたのはやはりロックバンド賛歌「The band」。ORANGE RANGEも紛れもなくロックバンド。そんな一夜だったからこそ、
「ロックバンドでありたいだけ」
「やっぱりライブは最高だね」
というフレーズが本当に響いた。この曲が響かなかったことはないけれど、それでも何回聴いても本当にこの曲はキュウソが生み出した最大のアンセムだと思う。
演奏を終えると観客に手を振ったりしながらメンバーはステージを去った。写真撮影はなかったが、あまりの熱さとあまりの濃密さによってそれに気付いたのは終わって会場を出たあとだった。
ずっとテレビで見てきた、それこそ神の領域的な存在と2マンをする。それは普通なら萎縮してしまいそうな出来事だ。自分だったら間違いなくそうなってしまう。でも何回も会ったことがあるからというのもあるけれど、キュウソのライブにそういう面は全くなかった。100%喜びしか感じないようなライブをしていた。見た目は決していかつくなったりオーラやカリスマ性全開というわけではないけれど、やはりこのバンドは本当に強い。それはワンマンよりもこうした対バンの方がよくわかるかもしれないし、キュウソはそうした状況でさらに力を発揮するバンドなのかもしれない。
よくファンはバンドを写す鏡だという話を聞く。確かにファンのイメージによってバンドそのもののイメージが悪くなったり、聴かず嫌いになってしまうような出来事もこれまでに何度となく見てきたし、それはSNSの普及によってより可視化されてきている。
汚れた鏡は手にとってもらえないだろうし、汚れた鏡に映ったものはそれ自体も汚れて見えてしまう。自分は「ファンがどうだから〜」みたいなことでバンドを聞かなくなったりライブに行かなくなったりすることはほとんどないけれど、キュウソのライブを見ているとその「ファンはバンドを写す鏡」というのは間違いではないな、とも思う。キュウソのライブがいつも最高に楽しくて、感動してしまうことすらあるのは、キュウソのファンの人たちが常に「思いやりとマナー」を忘れない人たちだから。それを感じさせてくれるような景色をこれまでにも何回も見てきた。
ORANGE RANGEのRYOが言っていた、
「キュウソもこのツアーで何かを見つけたり、もう見つかったりしてるのかもしれない」
というもの。キュウソと観客はこの日、確かにそれに気づくことができた。
1.ウィーアーインディーズバンド!!
2.KMTR645
3.ファントムバイブレーション
4.ゲーマーズハイ
5.ビビった
6.わかってんだよ
7.KENKO不KENKO
8.馬乗りマウンティング
9.たまにいるタラシくん
10.TOSHI-LOWさん
11.ギリ昭和
12.DQNなりたい、40代で死にたい
13.ハッピーポンコツ
14.推しのいる生活
encore
15.お願いシェンロン feat.HIROKI
16.The band
文 ソノダマン