/ 2020/01/14
ボンジュール鈴木さん、ベストアルバムも出たし、引退するのかなあ……と思っていました。あの声が聴けなくなるのは残念だなあ……って。そしたらふっとこの作品が配信リリースされました。ボンジュール鈴木さんは、すべて自分ひとりの力で作詞・作曲からマスタリングまで行っている、DIYなアーティストだったんですけど、今作では全曲にフューチャリングアーティストがいて、これまでの彼女の制作方法とは全く違う手法で作られています。で、思ったのが「外部の人を呼ぶことは化学反応を生むこともあるけど、ボンジュール鈴木に関しては、彼女がいちばん彼女自身をわかっているんだな」と。彼女の最大の武器である声と合ってないなあ……と思う部分がちらほら。今までの作品ではそんなこと思ったことないから、彼女の声を生かすのって難しいんだなあ……と思いました。あの声があればどんな曲だってボンジュール鈴木の曲になるんだろうな、と思ってたんだけど、どんなに美声でも合わない曲はあるんだな、と。でも今回が初のコラボだったから、お互いに「こうすればよかった」と思っている部分もあるかもしれないし。結論を出すにはまだ早計ですね。
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