大型フェスが次々に中止になっていくのを見ていると、ライブハウスを活動の主軸とするようなバンドよりも、全国のアリーナクラスの会場を回るようなアーティストの方がライブをするのに厳しい状況なんじゃないかと思う。実際に国民的なポップグループがライブを中止、延期にしたというニュースも何回も見てきた。
そういう意味で言えば、今年が10周年であるシンガーのAimerも、周年として全国のファンに会いに行こうとするツアーをやろうとするのも必然と言えるが、やはりこの状況であるが故にそれもこの土日でのさいたまスーパーアリーナでの2daysのみに。それは同時に今年リリースしたアルバム「Walpurgis」をライブで体験できる機会も今のところはこの二日間しかないということだ。
これまでも、なんなら自分が前回行ったツアーも「夜」をテーマに作られたライブであったし、それはAimerというアーティスト自身の中でも最も重要な要素であるが、今回のライブも「night world」と題されているだけあり、物販には夜に部屋を照らすようなスタンドライトなども売られているという世界観の徹底ぶりはなかなかバンドのライブではできないものだな、と物販を見て思う。
検温と消毒を済ませてさいたまスーパーアリーナの中に入ると、場内を青い照明が薄暗く照らしているというあたりからして、ライブが始まる前からは完全に我々は「night world」という世界の中に入り込んでいる。「きらきら星」の英語カバーバージョンが流れているのもまた夜を強く感じさせてくれるが、暗すぎて座席番号がよくわからないというところも。感染対策の一環で座席は一つずつ空けられているが、それでもスタンド席を見ているとさらに動員数は絞られているように感じる。
17時という早めの開演時間になると、薄暗かった場内がさらに暗く暗転する。開演前はまだ月明かりがあることによって歩いたりすることができるくらいの暗さだったんだな、と思うくらいに真っ暗であるが、まずはステージ両サイドのスクリーンに映像が。それは先日からYouTubeでプレミア公開された、Aimerの楽曲をテーマにしたアニメ作品「夜の国」。
鳥のような生物「ヨル」に導かれて、一緒に暮らしてきた犬が亡くなって悲しみに暮れる少女は自分が無くしてしまったもの、自分が会いたいものを現実世界とは異なる夜の国で探す。現実世界ではないからこそ、会いたいものに会える夜の国で少女は一緒に暮らしていた犬と遊ぶ自身の姿を目にする。いなくなってしまっても、この一緒にいた記憶は決してなくならないということを受け入れて少女は現実世界で生きていく。
その導入のアニメーションがこの日のライブの内容を示すものになっていたが、映像が終わってステージを覆っていた幕が開くと、そこにはギター×2、ベース、ドラム、キーボードというバンドメンバー(同期の音を流すマニピュレーターも袖にいる)がすでに待機しており、ステージ中央には三角形の巨大なテントのようなものが設立されている。その中から真っ白な衣装を着たAimerが現れると、まさに「眠れない夜」というAimerの原点的なテーマと言える「眠りの森」を演奏し始める。メンバーたちも椅子に座っての演奏であり、観客も座ってじっくりとその音に、そして「夜」を儚さと憂いをたっぷりと含んだ歌声で表現するAimerの姿に向き合っている。
演奏が始まった瞬間からはまさに
「星屑の中 羽ばたいた」
という「7月の翼」の歌詞そのもののような、星空のような照明が客席上空で光っている。曲やアニメーションによるコンセプトはもちろん、Aimerチームの総力を結集してこの「夜の国」を作り出している。そんなことが実によくわかる演出である。
「ずっとこうして皆さんの目の前で歌えることを待ち望んでいました」
というAimerの言葉には早くもどこか潤んでいるものを含んでいるような、堂々たる歌声とは少し違うものを感じさせた。
自分にとっては2020年の初ライブが1月のAimerの「”rouge de bleu” 〜bleu de rouge〜」ツアーの大宮ソニックシティ公演であり、あの頃はまだ全く世の中がこうなってしまうなんて想像できないくらいに、今まで通りにライブを楽しんでいた。
「Aimerってワンマンだとこんなに喋るんだな」と思ったり、そのAimerに観客が拍手だけでなく歓声で応えたり。あのすぐ後にコロナ禍になってライブが出来なくなってしまっただけに、この2日間はAimerにとっては1年半ぶりの有観客ライブとなるのである。それだけにAimerの言葉が潤んでしまうのもよくわかる。歌う先に誰もいない1年半の時間を過ごしてきたわけだから。
そんな中、ステージの造形がオープニングでのアニメーションの内容を表現しているとわかったのは、そのアニメーションの第一章で使われていた「トリル」の演奏中に、テント型と思っていた造形物が照明と映像によって「夜の国」の中の巨大な山となっていたからであり、そこにアニメーション内と同じようにその山に星が降り注いでいく。アニメーションと連動しながら、Aimerの描く夜が美しいものであり、決して夜は孤独なものではないというアニメのメッセージと重なっていく。
それは
「世界中の孤独をつなぎあわせ
という歌詞の「悲しみはオーロラに」のテーマでもあるのだが、Aimerのごく初期の楽曲がすでにこうしたメッセージを有していたこと、それが今でも変わらずにあるということを「10周年」の記念というこの日のライブのテーマが示してくれる。
「隣の席が空いていたり、声が出せなかったり、いつもとは違うかもしれないけれど、来てくれたあなたに最後まで楽しんでもらえるように」
と、以前までのライブとは楽しみ方が変わらざるを得ない今の状況のことを口にしながらも、この状況になってからのライブが初めて、つまりこうして人前で歌うことにかなりのブランクがあるし、昨日もワンマンをやって喉を消耗しているはずだし、という心配を「tone」のサビでの張り上げるような歌唱が一掃してくれる。きっとライブが出来なくても生活の中で歌ったりしてきただろうし、何よりもこのライブが決まって、自分の10年間の活動の集大成を最高の状態で観客に見せるために準備をしてきたんだろうな、ということがわかる。
そんなAimerのボーカルが早くもクライマックスであるかのように極まるのは「あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜」であり、それはまさにこの日会場にいた観客や、配信で画面の向こうで見てくれている人、これまでの10年間の中で出会った人に向けて歌われているようであった。
それはサビの
「あなたに出会わなければ こんなに切なくて
胸を締め付けることもなかった・・・それでも
あなたに出会えなければ 強さも優しさも 知らずにいた
目を閉じれば すぐそこに あなたがいる
いまでも まだ 目を閉じれば すぐそこに あなたがいる」
という歌詞に全て表れていると言ってもいいのだが、クライマックスと感じたのが間違いではなかったかのように、ここでいったんステージの幕が閉じて場内は再び暗転する。
ここで再びスクリーンにはアニメーション「夜の国」の第二章が流れる。第一章とは違う、いつも学校で親友と2人で過ごし、交換日記をしている少女が、その親友がいつも1人でいる別の少女に声をかけて3人で交換日記をつけることにしたことで、親友を取られてしまったように感じていた少女が、かつていつも1人だった自分も同じように親友に声をかけてもらったことで今があるということに向き合って日々を生きていこうとするというストーリー。
そのアニメーションにもやはり「あなたに出会わなければ」のメッセージが内包されているように感じたというのは、このストーリーの直前に演奏されたからというのもあるが、やはりどこかそれも含めたセトリや展開を作っていたのだろうと思う。
アニメーションが終わると再びステージの幕が開き、今度は黒い衣装に着替えたAimerがステージ中央に伸びた花道を歩きながら歌うという、夜の時間が経過して、夜の過ごし方も変わってきたことを伺わせる「AM02:00」からリスタートすると、アニメーション第二章のテーマソングになっていた「グレースノート」ではその花道の先のミニステージにまで、あらゆる方向の観客に手を振りながら到達する。そのミニステージの頭上には、1人で音楽をかけながら踊っているような夜の時間を思わせるようにミラーボールが美しく光る。そのステージや客席の演出の見事な移り変わりを見ていて、この「夜の国」を作り出すのに一体どれくらいの人とどれだけの技術が結集されているのだろうかと、ライブがなくなっていって、こうしてライブを作る人の仕事もなくなってしまっている今だからこそ思う。その美しい光を浴びながら、こうしてこのライブが開催されて本当に良かったと思っていた。
「夜の2時を過ぎました。夜の散歩をしましょう」
と、ステージに戻りながらAimerがより躍動感に溢れた歌声を響かせる「星屑ビーナス」ではアニメーションの第二章内で主人公にメッセージを届けるという重要な役割を担っていた光の蝶々たちがステージを舞う。気づけばステージの造形そのものも、第二章内の中世の城を思わせるようなものに変化している。物語とともにライブも進んでいるということがわかるとともに、やはりAimerチームの演出の執念とも言えるような力を感じざるを得ない。
ここまではステージ両サイドのスクリーンはアニメーションを流すためだけに使われていたのだが、夜が徐々に明けてきつつある感覚をダンスビートで伝える「AM03:00」ではスクリーンにAimerの歌う姿、メンバーの演奏する姿がようやく映る。なかなか席から肉眼ではメンバーの表情までは見えなかっただけに、座って演奏していた第一章とは異なり、それぞれが(ドラムとキーボードは座らざるを得ないけど)立ち上がって演奏している姿や表情が本当に楽しそうなものであるということもよくわかる。
するとそのスクリーンに映し出されるメンバーの姿がセピア色に加工されることによって、どこか記憶の中を辿っているかのような感覚になるのは「Noir! Noir!」。それは10周年という、ある意味では記憶を辿る内容のライブであり、実際に初期の曲も数多く披露されているからこそそう思える部分もあるのだが、この日のライブもここにいた人にとっての記憶になり、そしてまたいつかこの光景を思い出すのだろう。
スクリーンがセピアからカラーに戻ると、ステージ背面には
「はらはらと 朽ちるまで 咲き誇れ」
「ひらひらと 舞い踊れ 褪せるまで」
という歌詞の通りに花びらが咲き乱れるような映像が映し出される「Run Riot」からは一気にバンドのサウンドもロックモードになり、Aimerの歌声もロックなものになっていく。そのロックモードのサウンドの重要人物はTHE YOUTHという名前の通りの青い衝動を炸裂させるバンドのギタリストであり、今は中村一義の相棒として自分もお世話になりっぱなしの三井律郎であるが、このさいたまスーパーアリーナのステージで三井がギターを弾いている姿を見れるというのは感無量である。
それが実に不思議だなと思うのは、Aimerは曲のサウンドやタイプによってかなりガラッと歌い方もキーも変えるタイプの歌い手だ。でもどんな歌い方であってもどんなタイプの曲であってもAimerの曲であり歌だなと思うくらいに、サウンドに合わせながらもAimerとしての声であり続けている。それは技巧というよりも備わっていたものという感じがするくらいに、こうした歌声からAimerが「歌うこと」を選んだ理由がわかる気がしてくるのだ。
前半では座ってじっくりと聴いていた観客もこの辺りではほとんどが立ち上がり、「Walpurgis」収録の「SPARK-AGAIN」では
「火花散って 火蓋切って」
という歌詞に合わせるようにステージ背面では花火を思わせるような映像が流れると、さらにステージ上では火柱が噴き上がる。かなりメンバーの近くで上がっていただけに曲の持つスリリングさをライブでより一層感じられるものになっていたが、この曲においてこの日のAimerのロックさは極まっていたような感覚だ。
そしてマニピュレーターから発されているであろうホーンのサウンドに合わせて観客も手拍子をし、同じ夜の国の住人として一緒にライブを作り上げるのは、そのサウンドと少し晴れやかさすら感じるAimerの
「How do you feel?」
というコーラスによって夜が明けていくような感覚になっていく「AM04:00」で、最後に
「How do I sleep?」
と歌われた頃には眠れないままに朝を迎えている。
するとAimerは
「心が疲れてしまうような世の中ですけれど、私は10年間のどこかで私のことを見つけてくれて、こうして大切な時間を使ってライブに足を運んでくれるあなたがいるから、こうやって歌うことができています。これからも、声が出なくなるまで歌い続けたいと思っています」
と、観客への感謝とともに、自分が歌を歌っている理由を口にする。10年間のどこか。それは自分にとってはAimerがアウェーであることを厭わずにロックフェスに出演するという挑戦をしてくれたからこそ、自分がライブを観る機会が生まれて、そのライブがあまりに素晴らしかったからこそ、もっと観たい、もっと聴きたいと思ってこうしてワンマンに足を運ぶようになった。10年間の中からしたら本当にまだ短いものであるけれど、初期からずっと観続けてくれているファンも、自分のようにロックシーンに足を踏み入れたからこそ出会うことができたファンも、全てを包み込んでくれるような慈愛があった。それはAimerの話す言葉に潤んだものを感じていたからである。
さらに年明けからはまた新たなツアーが開催されることを発表するのだが、その際に
「みんな、またAimerに会いに来てくれますか!?」
と問いかけて、拍手が起こるもまだ足りないとばかりに小走りでステージ前まで出てきて
「会いに来てくれないの?」
とイタズラっぽく問いかけ直してさらに大きな拍手を煽るというあたりはこの日1番和む部分でもあり、可愛らしさを感じる部分でもあった。
そうした再会の約束をしてから最後に演奏されたのは、初めて聴いてくれる人のことを思いながら作った曲だという「星の消えた夜に」。
「多分 君は少し強がりで いつも笑顔作ってばかり
泣きたいなら 無理しなくてもいい すぐに泣けばいい
多分 君はとても優しくて 一人で抱え込むばかり
少し歩くのに疲れたら 荷物をおろせばいい」
というフレーズはまさにかつての自分と同じように、眠れない夜に音楽を聴いて過ごしているであろう聴き手のことを描いた歌詞だと思われるが、このAimerの声で歌われる
「大丈夫だよ 大丈夫だから 大丈夫だよ 大丈夫だから
ほら 夜が更けるよ ほら夜が更ける」
というフレーズは、何の根拠も確信もなくても、我々はきっとこの長い夜のような状況を抜け出して、また笑顔で会うことができるという希望を抱かせてくれるし、
「気付いて 何より確かなことがある
これが 愛なんだ」
と歌うこの曲こそが、確かなAimerとファンの間の愛だった。
Aimerが最後に1人ずつ紹介したメンバーとともにステージから去ると、アンコールを待つ手拍子の後に再びスクリーンに映し出されたのはアニメーション「夜の国」の最終章。これはこの日のライブ後の23時に公開予定のものを先行で流していたのだが、最終章の主人公は学生時代に絵を描いていた、就活中の女性。かつて「ヨル」に何度も救われていたこの女性は1章と2章の主人公とは別の人物であるが、ベランダで缶ビールを飲んだ時に夜の闇の中に涙を落としたことによって、かつて救われたことのある「ヨル」に再会し、自分の力で朝を迎えた世界を生き抜いていく決心をする。
それはAimerが歌を歌って生きていくと決めた時もこうした感じだったんだろうかと思うものでありながら、誰しもに共通することだ。そうして「夜の国」の物語はエンディングを迎え、クレジットもスクリーンに流れていた。
するとステージの幕の間から、今回のライブTシャツに着替えたAimerと、キーボードの野間康介(かつてNICO Touches the Wallsの若手時代にアレンジをしたり、ライブでキーボードを弾いてくれたりしていた)の2人が登場し、機材が用意された花道の先のミニステージまで、やはりあらゆる方向の観客に手を振りながら歩いていく。Aimerは野間に何か喋ったら?と歩きながら振るのだが、そもそも野間はマイクを持っていないという笑いが漏れる一幕も。
そうして2人がミニステージに辿り着くと、Aimerは今回のライブのグッズを自身の手に取って、カメラにしっかり映るように紹介するのだが、その際のAimerの
「連れて帰ってあげてください」
という言い方は、ライブのグッズも、それを作ってくれた人も大切な家族の1人として向き合っているかのようだった。
そして本編の最後に演奏された「星が消えた夜に」の新アレンジも含めたBサイドコレクションアルバムがリリースされることも発表されるのだが、次のツアーはきっとそれを携えてのものになるのだろう。今の時代にBサイドコレクションを出せるというのも凄いことだ。もはやサブスクでしか音楽を聴かない人にとっては「Bサイド」という概念すら知らない時代になったのだから。そしてそれはシングルを作る際にカップリング曲にも本気で向き合って制作してきたからこそ出せるものである。
そんな新しい発表もありつつ、改めて「眠れない夜」が自身の原点であることを告げてから、その原点の曲として、野間のキーボードだけという弾き語りと言っていい形で歌われたのは「LAST STARDUST」。この曲を聴いていて、そうだ、デビュー時は自分にとってはAimerは存在こそ知ってはいたが、まだ「アニメの主題歌を歌っている人」という、自分には交わらないと思っていた存在だった。しかしながら弾き語りという形態だからこそのAimerの力強いと言っていいような圧倒的な歌唱は、完全にもうそうした一つのシーンの中に留まっているような存在ではないんだな、と思うくらいに凄まじかった。
そして本編同様に10年間の中で見つけれてくれて、こうして今ライブを見てくれている人への感謝を告げてから、最後に歌われたのは「蝶々結び」だった。
そうだ、「アニメの曲を歌う人」というイメージだったAimerが自分と混じり合い、ちゃんと聴くようになるきっかけになったのは、RADWIMPSの野田洋次郎がこの曲をAimerに提供したからだった。その頃にONE OK ROCKのTakaやandropの内澤崇仁、凛として時雨のTKという面々が作った曲も発表されて、ライブが見てみたいと思って、フェスに出演した時にライブを観たのだ。つまりは自分にとって、10年間の中でAimerと本当の意味で出会ったのがこの曲だった。
きっと「LAST STARDUST」をきっかけに知った人もたくさんいて、自分のようにこの「蝶々結び」で出会ったロックファンもたくさんいる。そんな人たちにAimerと出会った時のことを思い出させてくれるかのようなアンコールは、本当にその声が伸びやかで神聖で、洋次郎のものでしかないCメロすらも完全にAimerのものになるとともに、こうしてこの日にここにいたことによって確かに感じることができた絆を、
「結ばれたんじゃなく結んだんだ 二人で「せーの」で引っ張ったんだ」
ということを確かに感じることができて、感動してしまっていた。そんな力がAimerの歌声には宿っている。そんなことを確かめさせてくれた、10周年ライブだった。
入場してからも、規制退場するまでも、場内は本当に寝静まった夜のように静かだった。それは両サイドの席が空いているからというのもあったかもしれないが、もしかしたら1人でライブに来ていた人もたくさんいたのかもしれない。そうした人の孤独な夜を埋めるために、そうした人が朝の世界で生きていくために。Aimerの存在と音楽と歌声はきっとそんな多くの眠れない人を救っている。
今はなかなか夜に活動したり出歩いたりすることができない状況だけれど、夜というのは実に美しくて楽しいものなんだな、と思うような「夜の国」への訪問だった。
第一章
1.眠りの森
2.7月の翼
3.トリル
4.悲しみはオーロラに
5.tone
6.あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜
第二章
7.AM02:00
8.グレースノート
9.星屑ビーナス
10.AM03:00
11.Noir! Noir!
12.Run Riot
13.SPARK-AGAIN
14.AM04:00
15.星の消えた夜に
第三章
encore
16.LAST STARDUST (弾き語り)
17.蝶々結び (弾き語り)
文 ソノダマン