/ 2025/03/11
某音楽雑誌では年間ベストディスク1位を獲得したのがこの米津玄師「LOST CORNER」である。タイアップとして耳馴染みがある曲も多いだけにそうした大ヒットシングル曲をまとめたプレイリスト的なアルバムにすることもできたはずだが、さすがそこは現在の音楽業界最大の天才・米津玄師である。既発曲に加えてアルバム用の新曲も含めて全20曲というボリュームによって、この20曲で一つの流れを作る作品になっている(今回もめちゃくちゃ丁寧に取り扱わざるを得ないような高級感溢れる初回盤のアートワークやパッケージも含めて)
ただ自分は「diorama」「YANKEE」「Bremen」という米津玄師の初期3作のアルバムを全てこのランキングで1位に選出しているというくらいに米津玄師へのハードルが上がりまくっている。何ならその3作は人生においてのベストアルバムにすら間違いなく入ってくるとさえ思っている。そういう意味では既発シングル曲でこれぞ!という曲があまりなかったのもまた事実。それでも今も自分が最も現在最大の天才だと思っているのが米津玄師であるということも事実であることを示している作品でもある。
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