/ 2026/02/05
トリビュートアルバムをこうしてランキングに入れるのは反則的な気もするが(新曲が入った新作ではないし、選曲がベスト的になりがちだから)、それでもこのRADWIMPSのトリビュートアルバム「Dear Jubilee」はランキングに入れざるを得ないくらいの傑作である。この豪華なアーティストたちがそれぞれのストロングポイントをフルに発揮してRADWIMPSの曲をカバーしているのだから。それはもはやそれぞれのアーティストにとっての新曲と言っていいくらいに。全ての曲に触れたいくらいであるが、個人的に特に素晴らしいと思うのはずっと真夜中でいいのに。の「有心論」。ACAねの歌唱は自身が作った曲以外でもこんなに情感を込めることができるとは、と思うくらいの美しさと切なさの同居によって、このカバーを聴くことができて嬉しくて泣くというような。ちなみに今年はACIDMANとART-SCHOOLのトリビュートアルバムもランキングに入れたいくらいに素晴らしい、トリビュートの当たり年だった。それはそのバンドたちが長い年月続けてきて、その影響を受けたアーティストがたくさんいるからこそ生まれたものである。
関連記事
正しい偽りからの起床 ずっと真夜中でいいのに。
いくら音楽が好きでも、年を取ると新しい音楽に触れようという積極性が薄れてしまうもので、積んでいる新譜の山に後ろめたい思いをしながら昔の名盤を何度も聴いてしまう現象、あると思います。音楽だけじゃなくてゲ …続きを見る
Songs of Innocence & Experience DYGL
再生した瞬間の感想「え?これ本当に日本のバンド?10年くらい前のアメリカのインディーズバンドじゃなくて?」というくらいにサウンドも英語の発音のスムースさも今の日本のバンドでは聴けないもの。でもそれは懐 …続きを見る
Section #11 THE BAWDIES
デビューから10年以上経過したバンドがそれまでの自分たちを更新しようとするときに作るアルバムはそれまでとは異なる新しい要素を取り入れて進化を図るというものになることが多い。ひたすらにロックンロールやブ …続きを見る
慈愚挫愚 四 – 最高- -真天地開闢集団-ジグザグ
ライブでは完全にコントして披露された「おっかちゃん」から始まるというのも、命様(ボーカル&ギター)の出で立ちとキャラも、完全にそこだけを見たら飛び道具的なバンドだと思っても仕方がないバンド、真 …続きを見る
2020 a flood of circle
19位に選出した、佐々木亮介と青木テツによるSATETSUのアルバムは明確に「対コロナ」を意識したアルバムであるということを書いた。タイトルだけ見たらそれ以上に対コロナを意識したように見える本隊のa …続きを見る