/ 2014/10/01
現在、日本の音楽界には、明らかに「相対性理論以前」と「相対性理論以後」が存在する。
キャッチーなメロディ、非実在的な声質、人を喰ったような歌詞。
ナンセンスなのかアルセンスなのか。いや絶対にアルセンス。
中野から発せられた衝撃が日本全体の音楽をひっくり返してしまった。
オセロがすべて裏返っていく感覚。
うまい漫才師は練習の跡を見せない。立ち話のように魅せる。
たぶんそれと同じなんでしょうね。
関連記事
Super Guitar Disney Various Artists
この手のオムニバスものカバーアルバムは、一時期は闇雲に数がリリースされ、コンセプトにより同じような人選でクオリティ的にもあまり面白みが無いものが多かったが、近年は企画もしっかりして内容も良いものが世に …続きを見る
FIZZY POP SYNDROME 秋山黄色
昨年の1stフルアルバム「From DROPOUT」は衝撃的な大名盤だった。昨年のこの企画で2位に挙げ、おそらく再生数では2020年で1番のアルバムだった。
そんな完璧な1stの後に早くも届いた秋山 …続きを見る
How Did We Get So Dark? Royal Blood
もしあなたが今、初めて彼らの曲を聴いているとしたら、そのサウンドがマイク・カー(Ba)とベン・サッチャー(Drs)から成るたったふたりのデュオによって奏でられているとはにわかには信じられないのではない …続きを見る
So kakkoii 宇宙 小沢健二
2010年代の後半って、コーネリアスだったり、岡村靖幸だったり、寡作なアーティストが久しぶりにアルバムを出したりして。そんななかに小沢健二ですよ。皆さん共通して、この時代にアルバムを出すべきだ! と感 …続きを見る
Ceremony & Devotion Ghost
個人的に音を聞く前に完全にイロモノなイメージが先行していて、その割りには少しヴィジュアルに地味さを感じ真剣に聴かないままであったが、
アルバムが4枚ほど世にでて既に日本以外の国ではビッグな存在となっ …続きを見る