/ 2018/09/10
90年代初頭(と言うか正確には89年だけど)のアシッドハウス全盛期でパンクが一番どん底だった時代に突如として現れたイギリス産3ピースハードコアバンドSnuff。その後メロコアと呼ばれるジャンルの基礎を作ってしまった伝説の1stアルバム。イギリス独特の哀愁漂うメロディ。暗くシリアスながらどことなく知性とユーモアが感じられる歌詞。そして当時としてはアホかと思うほど早いビートが相まってとてつもないことになってます。今でも全く古臭くないし何度聴いても発見があるしで「最高!」と言わざるを得ないわけですが、とりあえず初期パン好きなオールドスクールからディスチャージ以降のハードコア連中まで、全てのパンクスに支持されたこのアルバムを受け入れられない人は人生損しすぎてるぞ!
関連記事
光のなかに立っていてね 銀杏BOYZ
アルバムは1曲目から聞くのがミュージシャンの願いであるけれど、僕は「愛してるってゆってよね」から聞いた。CDをパソコンに取り込んで、興味の引いたタイトルをクリックしたから。
びっくりした。銀杏BOY …続きを見る
アイラヴユー SUPER BEAVER
完全に時代そのものがこのバンドのものになってきている。今のこんな世の中だからこそ求められる、ストレートだけれど強い説得力を持った言葉と、聴き手の足を前に、先に進ませてくれるような突破力を持ったバンドサ …続きを見る
aurora arc BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKENというアーティストはもともと、年に1枚しかシングルを出さなかったり、1曲の詩を書きあげるのに1年かかったり、非常に筆の遅いアーティストなんです。アルバムを作る時もそうで、 …続きを見る