/ 2019/05/06
新体制古都の夕べ4枚目のアルバム。今作の最大の特徴はあゆ巫女である。あゆ巫女のみのボーカル曲を多数収録。『区分』は集団行動に対する古都の夕べなりの回答だと思わずにいられない。そして田中の産む卓越した楽曲は、ボーカルが誰になろうとも変わらぬ輝きを放っていると再確認。ただ、あゆ巫女のみのボーカルでも素晴らしい曲たちばかりなのだが、“アイアムスライム”や“ババロア娘”といった田中とのツイン・ボーカル曲を聴くと、田中の歌声の持つ形容しようがない圧倒的なパワーはなんなのだろうと思う。ユニゾンさせようという気がまるでない。でもこの『区分』が田中・高野・さと子・あゆ巫女・どし丸体制の古都の夕べを一番よく表したアルバムだと思う。あの5人のステージングはどうしたって目がとっちらかる。そのステージのカオスをそのまま詰め込んだアルバム。できればあと1枚だけこの5人体制のアルバムが聴きたかった。「あと1枚作ったらこのバンド完成だな」って思っていたから。
関連記事
PROVOKE [ALEXANDROS]
ある意味では近年リリースしてきたEP群に収録されてきた曲たちを中心にコンパイルした、2023年以降のバンドのベスト的な内容の作品だと言える。だからこそこのアルバムには実験的な曲と言えるような「Boy …続きを見る
有頂天 ポルカドットスティングレイ
もしかしたらこのランキングの中で最も「なんでお前がこのバンドのアルバムを選んでるんだ」と思われるかもしれない。そんなこのバンドと自分との諸々は今年ブログにも書いた。
(http://rocknrol …続きを見る
Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE- Various Artists
トリビュートアルバムをこうしてランキングに入れるのは反則的な気もするが(新曲が入った新作ではないし、選曲がベスト的になりがちだから)、それでもこのRADWIMPSのトリビュートアルバム「Dear Ju …続きを見る
But wait. Cats? [ALEXANDROS]
そもそもがコロナ禍以降のロックシーンを代表するアンセムである「閃光」と「Rock The World」が収録されているということからして名盤確定なアルバムであり、サトヤス勇退からのリアドが正式メンバー …続きを見る