/ 2020/01/14
ボンジュール鈴木さん、ベストアルバムも出たし、引退するのかなあ……と思っていました。あの素敵な歌声が聴けなくなるのは残念だなあ……って。そしたらふっとこの作品が配信リリースされました。ボンジュール鈴木さんは、すべて自分ひとりの力で作詞・作曲からマスタリングまで行っている、DIYなアーティストだったんですけど、今作では全曲にフューチャリングアーティストがいて、これまでの彼女の制作方法とは全く違う手法で作られています。で、思ったのが「外部の人を呼ぶことは化学反応を生むこともあるけど、ボンジュール鈴木に関しては、彼女がいちばん彼女自身をわかっているんだな」と思いました。あの声があればどんな曲だってボンジュール鈴木の曲になるんだろうな、と思ってたんだけど、ボンジュール鈴木に歌声で持っていけない曲もあるんだな、と。でも今回が初のコラボだったから、お互いに「こうすればよかった」と思っている部分もあるかもしれないし。結論を出すにはまだ早計ですね。
関連記事
ランドマーク ASIAN KUNG-FU GENERATION
『ファンクラブ』とはまた違う、日本全体を包んでいたあの暗さがつきまとっている。
この暗さは諦めの暗さだ。
無責任に応援することもできないし、明日は明るいなんて言えるはずもない。
いいことがある保 …続きを見る
SUCK MY WORLD THE ORAL CIGARETTES
かっこいいバンドであるということはデビューミニアルバムの「オレンジの抜け殻、私が生きたアイの証」リリース時からわかっていたが、ことフルアルバムとなるとこれまでどこか物足りないような印象をTHE ORA …続きを見る
Come on!!! the telephones
活動休止から復活しての前作「NEW!」も新たなthe telephonesの始まりを告げるような素晴らしかった作品だったが、今回の復活してからの2作目となる「Come On!!!」もやはり素晴らしい作 …続きを見る
FLOWERS go!go!vanillas
昨年のアルバム「PANDORA」を3位に選出したgo!go!vanillasが早くも新作アルバムをリリース。前作にあったような「one shot kill」のようなロックンロールな曲がないのは、このア …続きを見る
CHATFIELD HOLIDAY The MAYBELLINES
コロラドはデンバーの男女混合バンド。ジャケからも分かるようにどインディーです。
緩くて素朴でポップでローファイチックで…完全にB級ポップマニア向けですが、全体的にキーボードの音色が強めなのでヘロヘロ …続きを見る