/ 2020/05/31
先日、SUPER BEAVERがインディーズからメジャーに復帰するというニュースが話題になった。SUPER BEAVERのように長い年月を経たわけではないし、かつてと同じレーベルというわけでもないが、もう1組インディーズからメジャーに復帰したバンドがいる。それがWiennersである。
基本的に音楽性自体はこれまでと変わらない。それはそうである。メンバーが変わった時ですら大胆に音楽性を変えることはなく、ポップでファストでダンサブルなパンクという軸はぶれることなく続いてきたバンドなのだから。しかしながらメジャー復帰作というのは精神的に期するものというか、でんぱ組.incの代表曲を作ってきた人のバンドというイメージでは絶対に終わらないという意気込みも潜在的にあったのであろう。ポップでファストでダンサブルなパンクというすべての要素が過去最高レベルにどの曲においてもメーターを振り切っている。
そんな最新作が最高傑作というバンドとしての理想を当たり前のように体現しているこのアルバムにおいてただ一つの弱点は、このいつまたライブハウスでライブができるのかわからない今の状況において、どうしたってライブハウスでこの曲たちを聞きたくなってしまうということである。
関連記事
ぐされ ずっと真夜中でいいのに。
先行配信曲やEPに収録されていた曲だけでも「正しくなれない」「お勉強しといてよ」「勘ぐれい」「暗く黒く」「MILABO」「低血ボルト」と凄まじいまでのキラーチューンが揃った、ずっと真夜中でいいのに。の …続きを見る
COMINATCHA!! WANIMA
フルアルバムも3枚目となるとどうしても聴いていて既視感を感じてしまうこともあるし、それがパンクというある意味ではサウンドやスタイルが決まり切っているバンドならば尚更。
WANIMAのこの「COMIN …続きを見る
FLAME VEIN BUMP OF CHICKEN
正直、演奏はよくない。音もよくない。
だからこのアルバムはメロディの力で持っている。
別に完璧な音楽を作る必要なんてない。とくに若い時分においては。
演奏や音響や機材が気に食わなかったら然る時に …続きを見る
physical mind マカロニえんぴつ
リリース日が12月10日ということを考えると今年のラスボス的な作品と言っていいだろう。そんなマカロニえんぴつの「physical mind」はそのタイトルが全てを表していると言っていいくらいにバンド感 …続きを見る