/ 2021/01/03
先行シングルだけではなく、配信で次々に新曲をリリースできるようになった昨今、その曲たちをまとめたアルバムというものも多い。マカロニえんぴつの「hope」も曲タイトルだけを見るとそう思ったとしてもおかしくないようなアルバムである。
それこそ「Supernova」や「恋人ごっこ」のような先行配信曲から、「レモンパイ」「ブルーベリー・ナイツ」「ヤングアダルト」という昨年リリースのミニアルバムなどに収録されていた曲まで。その情報だけを見ると近年の活動をまとめたようなシングル集的な、ある意味では新曲の少ないアルバムのように映るが、そうした先行リリース曲たちがまるでこのアルバムのこの曲順に収まるために作り出されたかのようにハマっている。そしてそれらが全て2020年を代表するグッドミュージックとして融和している。これをもし狙ってやっていたのだとしたら本当に恐ろしいバンドである。
2年前に自分はこの企画の中でマカロニえんぴつを新人王に選出した。その時点ですでに新人とするには失礼なくらいにライブシーンを席巻しつつあったが、今やこのバンドはそこすらも飛び越えてお茶の間までも巻き込もうとしている。コロナがなければ今頃はアリーナすら…と思ってしまう代表格バンド。
関連記事
ANDYSHANTY andymori
『愛してやまない音楽を』が2013年のライブを中心にセレクトされているのに対し、こちらは2011年のライブテイクを中心にセレクト。もちろんそれぞれにそれぞれの魅力があって、でも変わらずにandymor …続きを見る
少年キッズボウイ 1 少年キッズボウイ
このアルバムの収録曲6曲(CD版のボーナストラックを入れると7曲)のうち、5曲は既発曲。もう1曲の「イン・ザ・シティ」もライブでは何回も聴いている。そういう意味ではまっさらな新曲というのは入ってないし …続きを見る