/ 2020/12/31
コロナ禍によってライブが出来なくなったり、思い描いていたライブが出来なくなってしまったアーティストがたくさんいる一方で、そんな状況だからこそ生まれたアルバムもある。
a flood of circleの佐々木亮介と青木テツによるユニットSATETSUの1stフルアルバムは、リモートによって制作されたというコロナ禍だからこその事情もありながらも、リード曲となった「Peppermint Candy」のMVからは紛れもなく「対コロナ」への明確なメッセージを感じることができる。それは佐々木亮介をはじめとしたフラッドのメンバーや関係者一同が、このアルバムを作りながらも、この状況を全く良しとはしていないということだ。
フラッド本体に先駆けて8月からライブを行っていたということも、この2人だからこそのユニットの機動力や自由さを感じさせてくれたが、年末には早くも配信にてアルバム「SUPER CHILL」をリリース。これはもうただのフラッドの別働隊としての活動ではない。亮介とテツのユニットだからこその、この2人でしかできない表現である。
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