/ 2020/12/28
スカ色が薄まりハードコア寄りになったThe Suicide Machinesの2nd。
1stのような音を期待すると「あれ?」っと思ってしまうかも知れませんが、スカを欲しなければメロディックなハードコアという感じの曲が多いのでそんなに悪くはないかも。
80年代USハードコア的な要素もあるので、そっち方面が好きな人にも響くかも知れませんね。
もちろん「Someone」「Face Another Day」「What You Say」「Empty Room」辺りのスカとハードコアがミックスされたスーサードマシーンズ節さく裂の名曲もあるよ!
なお1stと2ndでどのように毛色が違うのかを洋楽を聴かないJ-ROCK好きに分かりやすく伝えるなら
1stがマキシマムザホルモンで言うところの、ほぼ亮君パートで構成された音。この2ndはダイスケはんのパートが多めって感じですかね。
関連記事
Attitude Mrs. GREEN APPLE
先行配信された「インフェルノ」を聴いた時に「これは!?」と思った。メジャーデビュー以降は明確な意識を持って自分たちのサウンドを変化させてきたMrs. GREEN APPLEがまるでメジャーデビュー期や …続きを見る
Sweetie Sweetie ボンジュール鈴木
ボンジュール鈴木さん、ベストアルバムも出たし、引退するのかなあ……と思っていました。あの素敵な歌声が聴けなくなるのは残念だなあ……って。そしたらふっとこの作品が配信リリースされました。ボンジュール鈴木 …続きを見る
fishmonger underscores
2022年3月28日に発売される『ユリイカ』でハイパーポップが特集される。
その『ユリイカ』を読んで自分の中のハイパーポップ論に影響を受けてしまうのを避けたいのでこのレビューを書いている。
これか …続きを見る
Convicted Cryptic Slaughter
ハードコアとメタルが融合した80年代クロスオーヴァーの中でも異質中の異質なCryptic Slaughterの1st。速いという次元を余裕で超えているドラミングはもはやギャグレベル。しかもそれほどテク …続きを見る