/ 2014/09/25
AKG最大のヒットアルバムにして初期の大傑作。大ヒットシングル『リライト』を収録したこのアルバムで、彼らは一気に国民的バンドへの道を駆け上った。シングル曲のクオリティの高さはもちろんのこと、アルバム曲の完成度も素晴らしい。『振動覚』の一発目のコードが鳴らされた瞬間から、このアルバムがただならぬエネルギーを秘めていることに気づかされると思う。60万枚という破格の売り上げも、このアルバムの素晴らしさを保証している。ロックの新人のアルバムが60万枚って事件だったんだよ。あと数年早ければミリオン。
このアルバムにはもちろん『リライト』という追い風があったんだけど、でも『俺らはリライトで消費されねえぞ』という気合が各曲の節々に入っており、それは奇妙なコード進行だったり、リズムパターンだったりに現れていて、そういった抗いみたいなものが、アジカンの癖となり、アジカンらしさとなり、『リライト』で消費されない結果を呼んだのだと思う。
関連記事
Tokyo Emotional Gakuen BIGMAMA
さまざまなサウンドを取り入れながら進化してきたBIGMAMAが、ドラマーがバケツ君ことビスたんに変わっての初のフルアルバムは「学園」をテーマにしたことによって初期のエモ・パンクへと立ち返るものになった …続きを見る
Maximum Huvao INABA/SALAS
全く違うフィールドで唯一無二の地位を築いている二人による、
存在自体奇跡といっていいこのグループ。
1stがリリースになる前にグループ名を見聞きした時はにわかに信じられず、
どのような音にな …続きを見る
「Sun Dance」「Penny Rain」 Aimer
何度かライブを観ているけれども、自分はハッキリとしたAimerの顔がわからない。それは大きな会場でのライブになると設置されているスクリーンには彼女の顔が映されることはないというミステリアスなイメージを …続きを見る
君繋ファイブエム ASIAN KUNG-FU GENERATION
AKGのメジャーデビュー1stアルバムであり00年代を代表する名盤。CMでゴッチは「生活がかかってるんだよおーーー!!!」という熱い咆哮を響かせていた。
その …続きを見る
The Nothing KOЯN
ここ最近は3年単位で新譜を出しているKOЯNの13枚目のアルバム。バグパイプで始まる「The End Begins」をはじめ、そこかしこに初期のサウンドを感じさせる。同曲のラストに挿入されたジョナサン …続きを見る