/ 2014/09/26
アジカンのCDジャケットのイラストレーターを務めているイラストレーター、中村祐介氏に「もうアジカンのジャケットは描けない」と言わしめた到達点のアルバムであり心理的ターニングポイント。
これまでのアジカンは地球、これ以降のアジカンは宇宙。「世界!」という叫びは地球への別れ。大気圏を突破するように勢いを増していくロケット。
『ファンクラブ』は『ソルファ』が売れすぎたことに対するカウンターだったけれど、『ワールド ワールド ワールド』は世間の評価に対するカウンター。そして巷のロックンロール論への決別。
ある意味投げやりにも感じるメッセージだけど、ロックだのロックじゃないだの言っている輩にはこのくらいの力で殴ってやれ。
関連記事
Lab. go!go!vanillas
前々作の「PANDORA」もこのランキングで3位に選出したという意味ではgo!go!vanillasがどれだけ名盤を生み出しまくっているバンドであるかということが伝わってくるだろうと思うが、2作目で「 …続きを見る
NERDS GONE WILD DEEGEEDOILS
日本では北方領土と毒殺とプーチンの筋肉のイメージしかない(そんなことない)ロシアで産まれたパンクバンドDEEGEEDOILSの6曲入りミニアルバム。普通に聴いたらUSのバンドと思ってしまうラモーン系の …続きを見る
THUNDERSTEEL Riot
某著名な、もちろん筆者も尊敬しているギター講師の方のブログで、メタルばっかり聴いているとギターが上達しないという記事があった。
読み進めると、メタルは常に全力の演奏になりがちで様々な音楽にとって非常 …続きを見る