/ 2014/10/01
現在、日本の音楽界には、明らかに「相対性理論以前」と「相対性理論以後」が存在する。
キャッチーなメロディ、非実在的な声質、人を喰ったような歌詞。
ナンセンスなのかアルセンスなのか。いや絶対にアルセンス。
中野から発せられた衝撃が日本全体の音楽をひっくり返してしまった。
オセロがすべて裏返っていく感覚。
うまい漫才師は練習の跡を見せない。立ち話のように魅せる。
たぶんそれと同じなんでしょうね。
関連記事
未だ見ぬ明日に ASIAN KUNG-FU GENERATION
前作『ワールドワールドワールド』から溢れた曲を詰め込んだというミニアルバム。
いい曲ばかりだけど、ベストアルバムはマスターピースにはならないんだな。
例えば …続きを見る
崩壊アンプリファー ASIAN KUNG-FU GENERATION
00年代を代表するバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのインディーズ時代のアルバム。もちろん、のちのアジカンと比べると荒いし青い。でも狭いスタジオでないと生まれない音がある。
高 …続きを見る
2+0+2+1+3+1+1= 10 years 10 songs RADWIMPS
RADWIMPSが毎年3月11日に発表している楽曲を集めたアルバム。3月11日というのはもちろん、東日本大震災。
東日本大震災からちょうど10年が経った。僕は、2011年と2012年の夏に石巻と女川 …続きを見る
THUNDERSTEEL Riot
某著名な、もちろん筆者も尊敬しているギター講師の方のブログで、メタルばっかり聴いているとギターが上達しないという記事があった。
読み進めると、メタルは常に全力の演奏になりがちで様々な音楽にとって非常 …続きを見る