/ 2014/10/01
現在、日本の音楽界には、明らかに「相対性理論以前」と「相対性理論以後」が存在する。
キャッチーなメロディ、非実在的な声質、人を喰ったような歌詞。
ナンセンスなのかアルセンスなのか。いや絶対にアルセンス。
中野から発せられた衝撃が日本全体の音楽をひっくり返してしまった。
オセロがすべて裏返っていく感覚。
うまい漫才師は練習の跡を見せない。立ち話のように魅せる。
たぶんそれと同じなんでしょうね。
関連記事
The Uplift Mofo Party Plan Red Hot Chili Peppers
レッチリのギターにしてオリジナルメンバー、ヒレルの遺作となってしまった三枚目。そんな悲しい出来事とは裏腹に音の方はこれまでに比べて格段にアップしてます。高い演奏能力を武器に繰り出されるバカ全開のノリ。 …続きを見る
潜潜話 ずっと真夜中でいいのに。
6月にミニアルバム「今は今で誓いは笑みで」をリリースし、8月にワンマンライブを観た際に10月にこの1stフルアルバム「潜潜話」のリリースが発表された時は年間ベストの大本命的なものになるとすら思っていた …続きを見る
NIGHT FISHING サカナクション
前作『GO TO THE FUTURE』は種まきのアルバムだったが、今作も種まきのアルバムである。
というかサカナクションは常に挑戦し続けている。挑戦してアップデート、挑戦してアップデートの繰り返し …続きを見る
THE KEBABS THE KEBABS
19位のSATETSUに続き、佐々木亮介がボーカルを務めるバンド、THE KEBABSのファーストアルバムである。
そうなるとただ単に佐々木亮介のファンだからという視点が入りがちであるが、そもそもア …続きを見る
伝説の夜を君と a flood of circle
懸念点は一つだけ。昨年この年間ベストで1位に選んだ「2020」があまりに凄すぎただけに、それと比べたら見劣りしてしまうかもしれないということ。
しかしながら佐々木亮介の弾き語り的なアルバムタイトル曲 …続きを見る