/ 2018/10/08
もはやロック界では説明不要のごった煮バンドRed Hot Chili Peppersの1stアルバム。ロックをベースにファンク、ヒップホップ、ソウルを混ぜ合わせた音楽はまさしくミクスチャー。メロディー無視でリズム重視のスタイルはこの時点で粗削りながらも十分確立してます。「Get Up And Jump」のフリーのスラップも冴えわたっててカッコイイし。とは言うものの音楽的に新しいことやってる面白さはあるけど、アルバム全体的として見るとそこまで印象に残る曲がないので物足りなさはありますけどね。
関連記事
セカンド THE KEBABS
デビューフルアルバム「THE KEBABS」も昨年のこの企画で18位にランクインさせたくらいに良いアルバムだったが、そのアルバムを聴いた時に少し疑念もあった。それは「即興性の強いロックンロールというス …続きを見る
millions of oblivion THE PINBALLS
このベストディスクの記事を書くタイミングの直前、12月16日にリリースされた、2020年のラスボス的なアルバム。
THE PINBALLSは「とりあえず衝動と激しさ」の音楽というイメージを持たれがち …続きを見る
フィードバックファイル2 ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジカンのカップリング集第二弾。
シングルカップリングの他、最新シングル曲、未発表音源2曲、コンピレーションアルバム収録曲5曲、ライブ音源2曲を収録。
『フィードバックファイル(1)』よりバツグン …続きを見る
How Did We Get So Dark? Royal Blood
もしあなたが今、初めて彼らの曲を聴いているとしたら、そのサウンドがマイク・カー(Ba)とベン・サッチャー(Drs)から成るたったふたりのデュオによって奏でられているとはにわかには信じられないのではない …続きを見る
FLAME VEIN BUMP OF CHICKEN
正直、演奏はよくない。音もよくない。
だからこのアルバムはメロディの力で持っている。
別に完璧な音楽を作る必要なんてない。とくに若い時分においては。
演奏や音響や機材が気に食わなかったら然る時に …続きを見る