/ 2019/11/11
2015年に発売されたあいみょん2枚目のミニアルバム。ひとことで言えば、「身の回りの出来事を歌にする、どこにでもいるシンガーソングライターの女の子」。曲も歌詞も声も凡庸で、『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』に出てくる女の人じゃないけど、「有象無象のひとりだわ」という感想を持ちました。今では空に輝く一等星のようにキラキラとひかっているあいみょんだけど、この段階で彼女に出会っていたら、まったく見つけられなかったと思う。事務所やレーベルの人とかに「期待の新人なんです!」ってプレゼンされてもまったくひっかからなかったと思う。それは自分の感性が世の達人たちほどに至っていないっていうこともあるけれども。でもなあ……「あいみょん」ってことを知らずにこのアルバムを聴かせたら99%のひとは彼女を見つけられないと思うよ。だからよくライブのMCで「僕たち・私たちの音楽を見つけてくれてありがとう」ってことをいろんなひとが言ったりするじゃん。自分の音楽を誰かに見つけてもらうっていうのはやっぱり奇跡的なことなんだと思うよ。
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