/ 2026/02/05
発売前の秋田ひろむ名義のライブでこのアルバム収録の「君のベストライフ」のMVが公開され、すでにアニメ主題歌になっていた「痛覚」も含めてどんな作品に纏まるのかと思っていたamazarashiの「ゴースト」。これは4月に開催された横浜アリーナでの同タイトルのライブを観ないとその真価や物語の全てを理解することはできないだろう。(映像作品は買ったけれど、まだ観れていない)
だからこそ行けなかった身としてはただひたすらに1曲1曲のクオリティで評価するしかないのだが、そこはさすがのamazashiというべき曲の揃いっぷりであり、もちろん秋田ひろむだからこそ描くことができる歌詞しかない。特に疾走感溢れるギターロックな「小市民イーア」の
「暗い時代には 明るい歌が流行するんだって
それは遠い星での話 音楽がそれじゃ耐え難い
恋焦がれて夢を見たんだ 救ってくれたのはロックスター
胡散臭い成功者が 作る日陰は焼け野原」
という歌詞はサビの歌詞通りに脳を直接撃ち抜かれるような衝撃。いつだってamazarashiはそうして今のこの時代や社会を一発で撃ち抜く歌詞を描く詩人だ。アルバムを聴けば聴くほど「ゴースト」のライブに行けなかったのが悔やまれるのは、これまでのコンセプトライブがどれも忘れられないくらいに素晴らしいものだったからである。
関連記事
海と宇宙の子供たち Maison book girl
ブクガことMaison book girlの4枚目のオリジナルアルバム。ブクガは常にクオリティの高い楽曲を世に出し続けていて、今作でもサクライケンタの才能が爆発してるなあと感嘆しました。1st~2nd …続きを見る
生きるとは鼻くそくらいの希望を持つことだ ハルカミライ
一体いつ曲を作ってレコーディングする時間があるんだというくらいにライブをやりまくっているし、やはりこのアルバムがリリースされてからもツアーで各地を飛び回っているハルカミライ。なのに普通にフルアルバムを …続きを見る
伝説の夜を君と a flood of circle
懸念点は一つだけ。昨年この年間ベストで1位に選んだ「2020」があまりに凄すぎただけに、それと比べたら見劣りしてしまうかもしれないということ。
しかしながら佐々木亮介の弾き語り的なアルバムタイトル曲 …続きを見る
POPCORN THE BAWDIES
先行シングルとして「STAND!」がリリースされた時は「これは今にしてガレージロックンロール回帰?」とも思ったTHE BAWDIESの新作はしかし、そうした面も確かにありながらも前作「BLAST OF …続きを見る
サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態 NUMBER GIRL
重み。
これだけだと自分の自己満足が過ぎるので補足。
ある意味において天下を取ったアーティストがそのアーティスト生命を燃やし尽くしてたどり着いた境地。その解散ライブ。発する音、声、MC …続きを見る