/ 2026/02/05
ある意味では近年リリースしてきたEP群に収録されてきた曲たちを中心にコンパイルした、2023年以降のバンドのベスト的な内容の作品だと言える。だからこそこのアルバムには実験的な曲と言えるような「Boy Fearless」や、イギリスのHard Lifeを招いた「Coffee Float」といった曲もある一方で、これぞ[Alexandros]のど真ん中と言っていいような「超える」「金字塔」という曲もある。つまりは最初からこのアルバムの幅広さを担保するためにEPの曲たちが発表されてきたかのような。だからベストアルバム的、プレイリスト的な選曲に見えて全ての曲にアルバムだからこその曲順という役割が与えられた、アルバムにする意味がある作品になっているあたりがさすが[Alexandros]である。今、このバンドのライブを観るとオープニングのタイトル曲が実に重要な存在になっていることもわかる。FC会員ですらツアーのチケットが取りづらいということだけが難点である。
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