/ 2014/09/27
前作『ワールドワールドワールド』から溢れた曲を詰め込んだというミニアルバム。
いい曲ばかりだけど、ベストアルバムはマスターピースにはならないんだな。
例えば気分を高揚させたいときにはアッパーなアルバムがいいし、落ち着きたいときにはゆったりとしたアルバムがいい。
いい曲の詰め合わせだと、どういうときに聞いたらいいかわからないんだな。
「CDはデータの入れ物」という言葉があるけれど、曲を集めただけだと真の意味でそうなってしまうんだな。
関連記事
Tokyo Emotional Gakuen BIGMAMA
さまざまなサウンドを取り入れながら進化してきたBIGMAMAが、ドラマーがバケツ君ことビスたんに変わっての初のフルアルバムは「学園」をテーマにしたことによって初期のエモ・パンクへと立ち返るものになった …続きを見る
セカンド THE KEBABS
デビューフルアルバム「THE KEBABS」も昨年のこの企画で18位にランクインさせたくらいに良いアルバムだったが、そのアルバムを聴いた時に少し疑念もあった。それは「即興性の強いロックンロールというス …続きを見る
A journey to freedom DE DE MOUSE
それは日本の原風景か、それとも見知らぬ国の田舎か、ノスタルジックかつ幻想的なイメージを連想させる電子音楽でクラブミュージックに新しい風を巻き起こしたDE DE MOUSEの3枚目の …続きを見る
DocumentaLy サカナクション
このころ、サカナクションはアルバムを完成させるたびに恵比寿リキッドルームで爆音視聴会を行なっていて、その模様はUSTREAMで誰しも無料で見ることができた。
ファンはこの場で、はじめてサカナクション …続きを見る
東京 SUPER BEAVER
昨年にも名盤としか言えないような、それでいてこのバンドでしか歌えないメッセージが音楽に落とし込まれたアルバム「アイラヴユー」をリリースしているSUPER BEAVER。その曲たちを鳴らすライブも数多く …続きを見る