/ 2014/10/26
1999年リリースという事実に、彼らの歩みの長さと、才能の開花の速さ、そして時間の経過の速さを感じる。音のバリエーションも、演奏も拙いが、藤原基夫の持つ豊かな作詞・作曲センスをこの時点ですでに垣間見ることができる。そして、大人になっても恥ずかしくなく聞くことができるというのが意外だった。
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