/ 2018/09/11
andymoriの音楽を聴くと「生きなきゃ!」「残された時間を大切にしなきゃ!」みたいな焦燥感が沸き起こってくる。それは小山田壮平の作る音楽が命を削って作られているものだから。そういうアーティストは信頼できる。命のフィルターを通して作られた音楽は信頼できる。彼が確信をもって「いい!」と思った音が採用されているから。音の選びに迷いがないから。確信のある音楽は強い。
関連記事
潜潜話 ずっと真夜中でいいのに。
6月にミニアルバム「今は今で誓いは笑みで」をリリースし、8月にワンマンライブを観た際に10月にこの1stフルアルバム「潜潜話」のリリースが発表された時は年間ベストの大本命的なものになるとすら思っていた …続きを見る
朗らかな皮膚とて不服 ずっと真夜中でいいのに。
昨年フルアルバム「潜潜話」をリリースしているが、その先行作としてリリースされた「正しい偽りからの起床」「今は今で誓いは笑みで」という2枚のミニアルバムで感じた期待度からすると、年間ベストクラスのアルバ …続きを見る
THUNDERSTEEL Riot
某著名な、もちろん筆者も尊敬しているギター講師の方のブログで、メタルばっかり聴いているとギターが上達しないという記事があった。
読み進めると、メタルは常に全力の演奏になりがちで様々な音楽にとって非常 …続きを見る
Harvest 04 Limited Sazabys
もうリリースから4年も経った前作アルバム「SOIL」を聴いたときに腹が決まったというか、意思が統一されたアルバムだなと思った。それまではあらゆる音楽からの影響をフォーリミとして鳴らしていたのが、フォー …続きを見る
ANTENNA Mrs. GREEN APPLE
2014年に「Progressive」がリリースされた時に新代田FEVERにリリース記念主催イベントを観に行った。まだほとんどのメンバーが10代であり、表情には幼さを残しながらも、その楽曲とライブの完 …続きを見る
fishmonger underscores
2022年3月28日に発売される『ユリイカ』でハイパーポップが特集される。
その『ユリイカ』を読んで自分の中のハイパーポップ論に影響を受けてしまうのを避けたいのでこのレビューを書いている。
これか …続きを見る