/ 2021/01/03
リリース前、2019年からライブで「Welcome to 西宮」と「冷めない夢」をすでに演奏しており、その段階で「この曲たちが収録されるアルバムは素晴らしいものになるんじゃないだろうか」という予感を抱かせていたが、初期曲の再録もありながら、ミニアルバムであってもその期待を全く裏切らなかった、キュウソネコカミ。
「華麗なる飯」「戯我浪費」というキュウソならではの視点による、思わず笑ってしまうような曲もありながらも、やはり突出しているのは「冷めない夢」の名曲っぷり。COUNTDOWN JAPAN 19/20のメインステージでの年越し時にも感動的な瞬間を生み出した曲であるが、この曲の存在がキュウソがどんなバンドなのかという真価を物語っている。それがあるから、これからこのバンドはもっと凄い曲を生み出して、もっと凄いバンドになると確信できる。バンドやファンの未来に繋がるミニアルバム。
関連記事
Wonder Future ASIAN KUNG-FU GENERATION
まっすぐなすぎるほどの王道ロックンロール。久しく忘れていたかのような、王道ど真ん中。最近のバンドに変化球が多いのか、どっしりとくるロックンロールが気持ちいい。「ロックンロール」という文字を音楽化したよ …続きを見る
「Sun Dance」「Penny Rain」 Aimer
何度かライブを観ているけれども、自分はハッキリとしたAimerの顔がわからない。それは大きな会場でのライブになると設置されているスクリーンには彼女の顔が映されることはないというミステリアスなイメージを …続きを見る