/ 2014/09/28
『ファンクラブ』とはまた違う、日本全体を包んでいたあの暗さがつきまとっている。
この暗さは諦めの暗さだ。
無責任に応援することもできないし、明日は明るいなんて言えるはずもない。
いいことがある保証もないし、そもそも人は神様じゃない。
ふと、さとり世代ってこういうマインドなのかなあって思った。
自分ではどうすることもできない境遇に、なににも期待しない。
期待すると自分が傷つくだけだから。
さとり世代という言葉は2013年に流行語大賞にノミネートされた。このアルバムの発売は2012年。
うん、さとり世代のアルバムだ。
関連記事
fishmonger underscores
2022年3月28日に発売される『ユリイカ』でハイパーポップが特集される。
その『ユリイカ』を読んで自分の中のハイパーポップ論に影響を受けてしまうのを避けたいのでこのレビューを書いている。
これか …続きを見る
ghosts My Hair is Bad
My Hair is Badの金字塔的な作品と言えば人によっては「narimi」であり、人によっては「woman's」だったりするだろう。でも今のマイヘアは同じ作品は作れないし、そもそも作る意味もない …続きを見る
AlterGeist0000 THE ORAL CIGARETTES
予期せぬ形によって復帰作となったTHE ORAL CIGARETTESの作品。前作(もう4年前)「SUCK MY WORLD」はバンド以外のサウンドを取り入れてバンドシーン以外の場所に向かっていく感も …続きを見る