/ 2023/06/16
今年最も驚きというか、本当に出るのかというよりも、リリースされた今となっても本当に出たのか…と思うアルバムなのが、ELLEGARDENのオリジナルアルバムとしては実に16年ぶりになるという「The End of Yesterday」である。
しかし再始動後に最初にライブで披露されて配信もされたアルバム1曲目の「Mountain Top」がそうであるように、「あのギターとリズムの感じが来ない!?」と思った人もたくさんいるだろうし、実際にそうした「かつてのエルレ」的な曲は実に少ない。それは細美武士が
「そういう曲をやりたきゃ「Supernova」とか「Pizza Man」をやればいいわけで」
とインタビューで言っていたように、このアルバムでは活動休止していた10年間の期間の中でそれぞれが違う場所で得てきた経験や技術があるからこそ鳴らせるロックが鳴っている。だから「Perfect Summer」のような「これエルレの曲!?」と思うようなデジタルなリズムの曲すらもエルレの曲として鳴らすことができる。そしてその新しいバンドの姿、サウンドを見せないと新しいアルバムを作る意味がないという姿勢はそのままタイトルに表れている。このアルバムをもって、ついにELLEGARDENが復活したバンドから現在進行形のバンドになったのだ。本当におかえり。
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