ALBUM REVIEWS

NEE

一聴した時の感覚は米津玄師「diorama」を初めて聴いた時のものに近い。それはバンドだけをやっていたら絶対に得られないような、ボカロ音楽由来のサウンドやリズムを人力のバンドで鳴らしているという点にお …続きを見る

アンチ・フリーズ

今年の夏にZepp Tokyoで初めて日食なつこのライブを見た。広いZeppのステージにピアノ1台、本人1人だけ。曲と曲の間に口にされる曲の物語の解説も含めた30分間の全てが音楽だった。そのライブで演 …続きを見る

アイラヴユー

完全に時代そのものがこのバンドのものになってきている。今のこんな世の中だからこそ求められる、ストレートだけれど強い説得力を持った言葉と、聴き手の足を前に、先に進ませてくれるような突破力を持ったバンドサ …続きを見る

ACHATTER

何はなくとも先行で公開された「番狂わせ」である。 「おもろい大人になりたいわ」「しょうもない大人になりたいわ」 と歌うこの曲はHump Backの3人が今バンドを心から謳歌していることがすぐにわか …続きを見る

FOREVER DAZE

何かとRADWIMPSのファンとしては心中穏やかではいられない1年だったが、そんな中でもRADWIMPSはコロナ禍になったことを受けた楽曲を精力的にリリースしてきた。その中にはミュージックステーション …続きを見る

愛と例話

tetoにとって2021年は激動の年だった。それは言うまでもなく、山崎陸と福田裕介の脱退というバンドの存続すら危ぶまれる出来事があったからであるが、とはいえtetoの刹那的な衝動を炸裂させるというスタ …続きを見る